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モードの世紀運営の経緯・関心・方針

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1990年代の20代の頃、身近なファッションと遠いブランドとの距離に何か大切なことがあるのではないかという疑問をもちました。

その後の約20年間、大学・大学院と進むにつれ、ファッション文化、モード論、アパレル産業をまったりと勉強してきました。

モードの世紀の運営経緯

モードの世紀を開設

2002年7月にドメイン「mode21.com」を取得し「モードの世紀」を立ち上げました。ファッションとブランドの距離の問題にチャレンジしてみたかったからです。

当時、ファッション論(モード論)や社会史に関する山田登世子さんの本をいくつか読んでいましたので、サイト名「モードの世紀」の呼称は彼女の著書『ブランドの世紀』『モードの帝国』を合わせました。

2019年3月の日記「モードの世紀の命名図書:インスタグラム「私の本棚」から」に二つの本をまとめ直しました。

Yahoo!ディレクトリに登録

サイト設立から調べまくってきたものをまとめて、2004年1月にYahoo!ディレクトリに登録されました。これはディレクトリ型検索サービスで、まだ検索エンジンが未発達だった頃に、ネットユーザーの読むべきサイトをナビゲートしていました。

当時まぐまぐから発行していたメール・マガジン「ファッション用語一日一個」をブログ化し、それが2004年10月に「ココログオフィシャルガイド〈2005〉 (ココログブックス)」に掲載されました。

その後、一旦解除されたYahoo!ディレクトリはYahoo!カテゴリに変わり、その時、再び登録申請をしました。

モードの世紀は2017年03月23日付でYahoo!カテゴリ(Yahoo!ディレクトリの実質的な後継)に登録されました。場所は「トップ > 生活と文化 > ファッション、服飾 > ファッション史」(Yahoo!カテゴリへ)です。しかし残念なことに「Yahoo!カテゴリ」は、2018年3月29日をもってサービスを終了しました。

ディレクトリ型検索サービス「Yahoo!カテゴリ」に掲載されましたが、2018年3月29日をもってサービスを終了しました。

ディレクトリ型検索サービス「Yahoo!カテゴリ」(2018年3月29日サービスを終了)

著書「ミシンと衣服の経済史」を刊行

2014年7月、大学院での研究成果を著書『ミシンと衣服の経済史』にまとめ、アパレル産業(衣服産業)とファッション文化を接合させました。

といっても、今もってモード(ファッション)についてはっきりしていません。著書に少し触れたモード論について、今後、このサイト「モードの世紀」で引き継ぎ、あれこれ広く深く考えていきます。

サイト運営の再開

2017年1月、勤務先の一つ同志社大学のIT系ゼミ生たちに触発され、投稿や更新の途切れていた当サイトを再開させました。その頃は偶然Youtubeで知ったHysteric Blueという1990年代末に一瞬で消えたバンドの「Why?」をひたすら聞きながら記事を書きまくりました。

それ以降、モードやファッションに関する事柄を調べまくって記事ばかり書いてきました。昔に書いた記事も修正しまくりました。

学生が教師を触発することは意外にあるものです。この記事はそのお礼のようなもんです。

関心:今までのファッション史はなぜダメか

モードのジレンマ

ファッションには新しさの意味があります。でもモードは一枚岩ではありません。モードには新しさの意味と、過去に縛られた意味があります。モードのジレンマです。モードやファッションの詳しい意味は「モードとファッション : 途上国日本のファッション文化」をご参照ください。

モードとファッションの関係:辞書や映画から途上国日本の文化を考える
フランス語と英語を参照して、モードとファッションの関係を考えています。現代からみて、モードに高級なファッション、ファッションに俗的なファッションを当てはめるのは妥当でしょうか。結論づけは難しいですが、皆さんと一緒に考えたいと思います。

このジレンマを従来のファッション史研究は隠し、全て新しいものかのように書いてきました。この点は歴史家全員に当てはまることかもしれませんが。その上、この分野の研究にはモードを高級ファッションに限定した功罪もあります。

一対一に未対応

どんなことにも言えますが、一つの物や事柄と一つの言葉とは対応していません。モードの世界では特にそう。一つのアイテムに複数のファッション用語が重なります。逆も然り。

その上、ファッション用語独特の問題もあります。

  • 新しいアイテムやリバイバル品は全部カタカナ
  • 世代や属性によって言葉を共有しにくい
  • 同じアイテムや似たアイテムなのに、言葉が目まぐるしく変わる・異なる

今日の流行りは明日のゴミ。

カタカナの弊害

日本の場合、外来語のファッション用語が全てカタカナにされた歴史があります。その過程で言葉の使い方や妥当性は吟味されませんでした。

ちょっとは考えろよ。

また、文化的なファッションの世界と経済的なアパレルの業界では、同じアイテムを別の言葉で説明する場合があります。前者は主にフランス語、後者は主にアメリカ語をカタカナにしてきました。

おフランスとヤンキーの分裂。

ファッション史の研究水準の低さを憂えた記事をぜひお読みください。

ファッション史研究の問題:ダメな研究と良い研究の見分け方
ファッション史研究(衣服史研究や服飾史研究など)は消費に注目し生産を無視する傾向があります。このページでは、なぜ衣服史研究はダメ(駄目)なのかについて理由を述べ、ダメな研究と良い研究の見分け方を説明しています。

運営方針:なぜ ≪分かりやすく・詳しく≫ ?

モードの世紀 mode21.com 初めての方へ モード [Mode] …何か難しそう…。

ファッション(モード)の歴史や言葉は難しく、誤解がつきものです。

  • カタカナ多すぎ!
  • 語源や歴史は?
  • 素材なんて知らん!

ファッション雑誌や通販カタログの説明が分からない。ファッションの言葉や歴史はややこしく、誤解がつきものです。

このような問題や疑問を解決するために、モードの世紀はファッション用語やファッション史を分かりやすく・詳しく説明しています。モードの世紀はファッション史を書き換えたいと考えています。この書き換え作業そのものが当サイトの運営方針です。

説明方針:文法と観点

そこでモードの世紀は次のような説明方針を設定しています。

文法

  • カタカナだけでなく漢字と原語を意識する
  • 内容が複雑なものは「ポイント⇒パターン⇒時系列」の順に叙述する

観点

  • 一つのアイテムを説明する時、複数の観点(製造・販売・着用など)を参照する
  • 一つのファッション用語を説明する時、複数のアイテムを参照する
  • どちらを説明する時でも、時期による変化と不変化を補足する

こういった方針から、モードの世紀ではアイテムや言葉を説明する時にジャンルの小分けと時間の小分けを重視しています。そのため段落単位では分かりやすく、記事全体としては詳しくなっています。

言い訳はこれくらいで。

想定している読者層

大学生や専門学校生

モードの世紀は、一般財団法人日本ファッション教育振興協会が運営する「ファッション販売能力」と「ファッションビジネス能力検定」には十分対応できるよう、事項説明を心がけています。

大学生の方々だけでなく、モード系の専門学校生の方々およびアパレルの現場に従事されている方々にも楽しく読んで頂ければ幸いです。

ご質問やリクエストがございましたら、お問い合わせのページからお気軽にメッセージをお送り下さい。

色んなファン

これまで説明してこなかった他のカテゴリーも含め、モードの世紀は歴史ファン、映画ファン、本好き、セレブ好きの方々にも楽しんで頂けるよう、ネタに幅を持たせています。

運営者について

大学・大学院で経済学を学びました。といっても専攻は位置づけの中途半端な経済史です。

運営者の「業績」「経歴」もあわせてご参照ください。

研究

大学院修了後も継続して衣服産業史やファッション文化史を研究しています。

2019年秋に、大学院入学から20年間調べてきた裁縫業者に関する本を出版します。

関連 研究方針

仕事

現在は近畿圏のあちこちの大学で嘱託講師や非常勤講師などをやっています。

幸いにも2016年度から教える大学が増え、ノット・ワーキング・プアからヘビー・ワーキング・プアになりました。授業期間内は多忙な日々を送っています。春休みと夏休みは突如として暇になりますが…。

関連 授業方針

授業で熱弁・後で雑談、どちらも楽しく喋っています。マニアックな学生たちやグルメな学生たちと色んな方面で雑談するのはとても勉強になり励みになります。そんなわけで、仕事時間よりもオフィスアワーの方が長い傾向あり。

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