新しいファッション史

モードの世紀は、人類のファッション史をまとめ直し、躍動感ある歴史を描きます。
主にフランス、イギリス、イタリア、アメリカ、中国、台湾、日本に注目します。

これまでのファッション史は西洋か日本か、意味不明の二項対立に固執しました。
和洋。何て厚かましい言葉でしょう。

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洋服化

モードの日記

2018年1月22日 – 2018年1月28日の人気記事

2018年1月22日 - 2018年1月28日の人気記事です。この1週間は大阪産業大学と同志社大学の試験日を含みますので、授業関係の記事が多く読まれました。
2018.12.30
モード理論

ファッション史研究の問題 : ダメな研究と良い研究

ファッション史研究の問題 : なぜ衣服史研究はダメなのかを説明しています。服は着る物であって作る物ではないかのような扱いを受けてきました。それは日本が欧米より遅れた近代化を土台として、衣服を輸入物として出発したからです。また、従来の裸体や着用衣服が軽視されるようになったからです。
2019.01.14
モードの歴史

貫頭衣からテーラリングへ : 大丸弘「西欧型服装の形成」を読む

大丸弘「西欧型服装の形成」の印象を部分的に要約。先週と今週で一番衝撃だったのは、貫頭衣の説。貫頭衣は原始的な衣服で、布を縦長(多分)に使って、真ん中を頭部程度にくり抜いてザックリ被った上体衣です。貫頭衣の普及からTailoring技術の形成まで、ヨーロッパの裁縫の発生を丁寧に読み説いています。
2018.12.30
ファッション用語批判

ニュー・キモノ : 衣服的根拠と経済的根拠

ニュー・キモノ : 新たな発想で制作された現代和服の総称です。20世紀を通じて極端にフォーマル化された着物とは異なる商品戦略の上にニュー・キモノは成立しています。
2019.01.14
モードの歴史

和装の洋装化 : 羽織と下着の登場

和装の洋装化 : このページでは、羽織、20世紀前半の下着、現代の下着の登場から和装の洋装化を考えています。20世紀になると、19世紀和服(着物)の持っていた綿入の習慣が消滅し、着物は薄着になりました。それに伴い、羽織やコートを着る習慣、および下着を付ける習慣が形成されました。
2019.01.14
モードの歴史

和服の洋服化 2 : 綿入の消滅とテーラリング化

和服はチョゴリ、旗袍、アオザイ等と同様に、洋裁の導入で変化した民族衣装の一つです。ここでは特に和服の洋服化を簡単にまとめ、その内、変化要素の一つである綿入の消滅を中心にスリム化&ボディ・コンシャス化の点からまとめています。
2018.12.30
モードの歴史

和服の洋服化 1 : 衿元・胸元と端折り

19世紀和服と20世紀和服にみられる 衿元・胸元と端折りの関係 を検証します。19世紀和服に比べ20世紀和服は様々な緩みや弛みを排除しましたが、衿元・胸元がピンと張って、他方で端折りもほぼ平坦にさせるというのは、布が平坦である以上、不可能です。
2019.01.14
モード写真集

着物の写真 : 1933年の写真をみて思うこと…

ペネロピ・フランクスの論文で取り上げられた1933年の着物の写真を紹介し、その論文を批判しています。着物の写真を見せたところで、着物着用の根強さを述べたことにはなりません。
2019.01.14
モードの歴史

黄金比 : 東アジア民族衣装への応用

黄金比 golden ratio(黄金分割)という人類の慣性は、中華圏の旗袍、日本の着物、朝鮮のチョゴリ、ベトナムのアオザイ等、東アジア民族衣装の変貌の基点に働いています。この記事では、写真も交えて、 東アジア民族衣装への黄金比の応用を簡単にまとめています。この黄金比は上半身を短く見せ、脚を長く見せる工夫が凝らされています。
2019.01.14
モードの日記

きもの文化と日本 : 呉服業界からのテイク・オフ

きもの文化と日本 : キモノを着る物と捉え、昔の日本の生活になじんでいたものという観点から、経済学者の伊藤元重ときもの小売業やまと代表取締役会長の矢嶋孝俊の対談。服とは着る物だということを改めて感じさせてくれました。本書の特異な点は着物業界ついて言及している点です。近世・近代の着物の着用史も調べていて、着物の歴史としても勉強になります。
2019.01.14
モードの歴史

東アジア民族衣装の展開 : 袖と衣裳から

このページでは中国のモードと西洋のモードが20世紀東アジアの民族衣装に大きな影響を与えた点を袖の在り方と上下の組み合わせ(衣裳)から説明しています。また、古代中国の服飾体系(服装体系)をもとに、最後の補説では西洋の黄金比も交えた近現代の民俗衣装(民族衣装)への影響を簡単にまとめています。
2018.12.30
ファッション用語批判

キモノ・スリーブ : 日本での誤用とその背景

キモノ・スリーブ kimono sleeve は分かりにくいファッション用語の一つです。日本の服飾文化が西洋を基準に形成されてきたことは広く知られる通りですが、それが用語上の大きな問題を誘発しています。そもそも袖は日本のファッション用語・服飾用語で最も混乱している一つです。 ここではキモノ・スリーブの日本での誤用をはじめ、キモノ・スリーブを取り巻くファッション用語を整理します。
2019.01.01
モードの歴史

旗袍の洋服化 : スリム化とボディ・コンシャス化

旗袍の洋服化 : このページでは、中華民国期(以下、民国期)に生じた旗袍の洋服化を述べています。旗袍が導入した洋裁技術内容について、スリム化およびボディ・コンシャス化の観点からまとめています。清朝期旗袍にみられた防寒用綿入の習慣が民国期に消滅したことはスリム化とボディ・コンシャス化の大きな前提条件となっています。和服も同様です。
2018.12.30
モードの歴史

女性美基準の変化 : ヨーロッパの絵にみる強調箇所の推移

女性美基準の変化 : このページでは、中世から20世紀初頭までの絵を数点みて、ヨーロッパの女性美基準がどう変化したかを概観しています。身体の輪郭や強調箇所は時期によって異なります。腹部が強調された時代から男性風平坦(flat boy-like)に至る時代までを大まかに見ていきましょう。
2018.12.30
モードの歴史

連袖旗袍の運動性 : 接袖旗袍の失ったもの

連袖旗袍の運動性 : 欧米化の勢いは連袖旗袍という素晴らしい一面を奪いました。連袖旗袍には高い運動性が備わっています。撫肩に合う、若く見えるという利点以外に、高い運動性は余り指摘されません。1920年代から40年代にかけて、旗袍は劇的に変化しました。このページでは20世紀中後期を対象にした映画から連袖旗袍を紹介します。
2018.12.30
ファッション用語批判

ドレス : 言葉の意味、種類、呼称の問題

ドレス dress は英語由来のカタカナで、衣服の総称です。衣服や服装を意味し、衣服を着る、正装する等の動詞として使われる場合もあります。日本語で着物、中国語で袍が当てはまります。ドレスの種類は非常に多く、形、素材、TPO、時間や季節、形やデザインなどによって区別されます。従って、一つのドレスでも幾つもの呼び方があります。
2019.01.14
書籍評論

近代日本の身装文化 「身体と装い」の文化変容

本書は当時の衣服構造と裁縫技術を踏まえ、現代に残る膨大な資料(絵画・写真等の画像資料、新聞・雑誌・小説等の文献資料)を細かく分析し、身装の展開を丁寧に説明しています。
2018.12.30
モードの歴史

近現代旗袍の変貌 : 設計理念と機能性にみる民族衣装の方向

近年,中国女性の伝統衣装である旗袍は,中国大陸,香港,台湾,シンガポールなどで普段着に着用されなくなりましたが,社交面では人気を維持しています。このページでは論文「近現代旗袍の変貌を掻い摘んで説明しています。スリム化、ボディ・コンシャス化をはじめ、いくつかの変化を述べています。
2019.01.14
モードの日記

ミシンと日本の近代 : 消費者の創出

このページは「週刊読書人」に掲載された記事です。同社許可のもとに転載しています。〔書評〕著:アンドルー・ゴードン/翻訳:大島かおり『ミシンと日本の近代―消費者の創出―』(みすず書房) 単著 2013年8月
2019.01.14
モードの歴史

旗袍 : 世界で最も知られた民族衣装の概説と歴史

旗袍 qipao とは、スーツを除けば旗袍は世界で最も知られた民族衣装です。スリット(開衩)、立領(詰襟、チャイナ・カラー)、斜め開きの襟(大襟)、首→右肩→右脇腹へ規則的間隔で留めるチャイナ・ボタンなどで有名なドレスです。旗袍の英語表記は qipao (チーパオ)。英語文献では長衫(cheongsam)、つまり長い着物と表記されることもしばしば。厳密にはチャイニーズ・ドレスですが、日本ではチャイナ・ドレスとよく呼ばれます。
2019.01.14
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