ファッション用語で「~スタイル」「~ルック」「~ファッション」「~調」「~風」と称される衣装や流行について簡潔に説明しています。あなたお気に入りの衣装の特徴や流行のパターンを見つけて下さい。見出しに言語指定がない場合は英語・米語です。
- ジー・アー・ルック : GI look / government issue look
- ジェイ・ジェイ・ルック : JJ look
- ジゴロ・ルック : gigolo look(フランス語)
- シースルー・ルック : see-through look
- シクスティーズ・ルック : sixtees look / 60’s look
- ジプシー・ルック : gypsy look
- ジャイビー・アイビー・ルック : Jivey IVY look
- シャネル・ルック : Chanel look
- シャビー・ルック : shabby look
- シャングリラ・ルック : Shangri-La look
- ジャングル・ルック : jungle look
- シュミーズ・ルック : chemise look
- ジーンズ・ルック : jeans look
- お気に入りアイテムを探す
ジー・アー・ルック : GI look / government issue look
米軍兵をまねた衣装。一種のアーミー・ルックで、ヘアスタイルのジーアイ・カット、オーバーシーズ・キャップ、アーミー・シャツ、細いネクタイが典型的な組み合わせ。フィフティーズ・ルック(50’sルック)の一つでもある。
ジェイ・ジェイ・ルック : JJ look
1970年代の山の手ファッションをリードした若い女性向けファッション雑誌「JJ」の傾向に即した衣装。ブレザー・スーツ、プリント・ワンピース、カーディガンが代表的。これらにアクセサリー、靴、バッグ、スカーフなどを組み合わせる。やや保守的でベーシックなアイテムを女子大生風(女子大学生風)に若々しくスポーティな感覚で着こなすのがコツ。和製造語のニュートラともいうが、new traditionalではない。
ジゴロ・ルック : gigolo look(フランス語)
ヒモ男性(ジゴロ)をイメージさせる粋に着崩した遊び人風の服装。ゆったりしたラフなスーツを直接素肌に着たり、派手なシャツの衿をジャケットの外に出したり、アクセサリーを使ってセクシーに着こなしたりする。
シースルー・ルック : see-through look
透ける素材(オーガンジー、ボイル、シフォン、レーシー・ニットなど)を使って身体を透かして見せる衣装。1968年にイヴ・サンローランが発表した。1960年代・1970年代のセクシャル・レボリューション(性革命)を代表するファッション。

シクスティーズ・ルック : sixtees look / 60’s look
1960年代をヒントにした服装。未来志向のモダンなイメージやアート性が基調。オプ・アート、ポップ・アート、サイケデリック・アートなどからの影響が強く、ミニスカート、パンタロン、ミリタリー・ルック、モンドリアン・ルック、コスモール・ルックなどが60年代に流行した。衣装以外では目元をパッチリ大きくさせた濃いめのメイク、つけまつ毛、ヘア・ダイ、カラー・ウィグなど。
ジプシー・ルック : gypsy look
中近東からヨーロッパ南部にかけて放浪する漂泊民族(ジプシー)をヒントに、ペザント風ブラウスにボレロ、サッシュ・ベルト、ショールやストールなどで構成。中近東、スペイン、バルカン半島などに暮らしてきた多くの民族要素を含む。ボヘミアン・ルックとも。
ジャイビー・アイビー・ルック : Jivey IVY look
アイビー・ルックを着崩した感じの服装。行きすぎたアイビー(ジャイビー・アイビー)。1950年代半ばにニューヨークのジャズ・ミュージシャンたちに好まれたスタイル。
シャネル・ルック : Chanel look
1920年代のギャルソンヌ・ルックをリードしたファッション・デザイナー、ガブリエル・シャネルが発表したシンプルでアクティブな服装の総称。衿なしのカーディガン・スーツ(シャネル・スーツ)やリゾート感覚のビアリッツ・ルックなど。細めで単調な衣装にゴージャスなアクセサリーを組み合わせるのが基本。

シャビー・ルック : shabby look
ボロボロにみせる衣装。穴開け、切り裂き、継ぎ当て、汚し、ほつれなどを故意に施し、極端な着崩しで貧乏風に見せる。デストロイ・ルック同様、保守的なファッションへのアンチテーゼとして1990年代に登場。定着すると抵抗性は失われ単にみすぼらしくなる。
シャングリラ・ルック : Shangri-La look
ジェームス・ヒルトンの小説「失われた地平線」(1933年)に出てくる架空の楽園をヒントに、1994年95年秋冬パリコレクションでジャンポール・ゴルチエらが提案したコレクションのテーマ。神秘性と豊富な装飾性を併せもつ東洋風ファッション。ヒルトンの小説以来、パキスタン北部・インド北部・中国西部(チベットやヒマラヤの高原)では観光用フレーズにシャングリラ(Shangri-La)が頻出。地名としてシャングリラをもつ地域は中国雲南省デチェン・チベット族自治州の中甸県で、2001年にシャングリラ県(香格里拉県)へ改称、2014年にシャングリラ市に改名。スリランカにあるビーチ・リゾート地はShangrela。
ジャングル・ルック : jungle look
ジャングル探検隊風の衣装で、サファリ・ジャケットにトーピーの組み合わせはサファリ・ルックと同じ。迷彩柄や熱帯植物柄を使った野性的な衣装も含む。
シュミーズ・ルック : chemise look
女性下着のシュミーズに似せたドレスで、ルーズなウエスト、筒型のシルエットが特徴。19世紀初頭のエンパイア・スタイルや、1920年代のギャルソンヌ・ルックにみられるアール・デコ調ドレスなどが代表的。
ジーンズ・ルック : jeans look
1960年代後半から1970年代に大流行した若年層ファッションの典型。藍染め(インディゴ染め)のデニム生地を使ったジーンズ・パンツ(ジーパン)とジーンズ・ジャンパー(ジージャン)をセットに着て、中にTシャツなどのラフナアイテムを入れるのが基本。ジーパンとジージャンのセットは20世紀末にダサイとされ、ジーンズというとパンツを指すようになった。
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