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ソニア・リキエル : Sonia Rykiel ニットの女王

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ソニア・リキエル : 「ニットの女王」「現代のココ・シャネル」

ソニア・リキエル Sonia Rykiel は、1930年にフランスのパリで生まれたファッション・デザイナー。「ニットの女王」「現代のココ・シャネル」の異名をとるパリ拠点のプレタ・ポルテのデザイナーです。

経歴

20歳で結婚。専業主婦でしたが、市販のマタニティ・ドレスに適当なものがないため、1962年に自分用にマタニティ・ドレスをデザインし、これがデザイナーになるきっかけになりました。評判が広まり、当時の夫がポルト・ドルレアンに経営していたブティック「ローラ」で、ニットを中心に自分の着たい服を作っては置きはじめました。夫とはやがて離婚。

独立開業

1968年、パリのグルネル通りにある百貨店ギャルリ・ラファイエットにブティックを開店。これがデビューとなり、プレ・デュ・コール(身体を意識させる服)としてニット生地のトータル・ルックを提供しました。翌1969年にはパリの左岸に店舗を開設し急成長をとげます。そして、アメリカや日本などの海外都市に支店網を組織していきました。

スリム・フィットの極細メリノ・ウール地ジャンパー

極細スリム・フィットのメリノ種ウール地ジャンパー(長袖、モヘア仕上げ、極細メリノ種ウール地ジャンパー)。composition : First Principal Matter: 96% New Wool, 2% Polyamide, 2% Mohair Wool. via Slim-fit extra-fine merino wool jumper – sonia rykiel

上のニット・ウェアは2018年にオンライン・ショップで公開されたものです。メリノ種ウール地のジャンパーは、端にブラシでモヘア仕上げを施して装飾されています。 着やすく、デニム地のジーンズにも最適です。

多角化

1986年からは子供服「ソニア・リキエル・アンファン」(84年説あり)、1987年化粧品ライン「ナイト&デイ」、1989年ディフュージョン・ライン「アンスクリプション・リキエル」、1990年男性服「リキエル・オム」などを展開。

日本での展開

日本での主な販売元は、これまで西武百貨店の子会社エルビスでしたが、2003年1月にオンワード樫山が販売権を取得。形態はインポート・ブランド。レディースとメンズを中心に販売されています。03年はオンワード樫山がラグジュアリー・ブランド・ビジネスに本格的に参入した年でもありました。ソリア・リキエルのライセンス窓口はソニアリキエル・ジャポン(株)。

オンワード・グループでは、既に米国3大ブランド「ポロ・ラルフローレン」「ダナ・キャラン」「カルバン・クライン」の販売権を所有していましたが、2003年、エルビスからは「ソニア・リキエル」だけでなく「ミッソーニ」「ジャンフランコ・フェレ」の3ブランドの販売権を取得しました。

従来からの「マイケル・コース」と、03年秋から販売が開始されるイタリアの「ジボ」も含めて、オンワード樫山は5ブランドを販売するにいたっています。オンワード樫山のソニア・リキエルの取扱は「SONIA RYKIEL COLLECTION(外部リンク)」で行なわれています。

ファッション史における業績

ファッション史におけるソニア・リキエルの業績は、従来、家庭着・日常着とされていたニットのセーターやカーディガンを、スマートでモダンなおしゃれ着に高めたことにあります。

彼女の生みだすニットは女性の身体をぴったり包み華奢さを際ただせます。細いうなじを強調する微妙なネックライン、ウェストから腰にかけての官能的なラインは、他のブランドの追随を許しませんでした。

また、自分が着たい服を作るという創作姿勢をもちつづけ、何ものにもとらわれない自由な発想が彼女のモットーでした(デ・モード=脱・流行)。そのコンセプトのもと、彼女の作品にはクラシックもフォークロアもファンタジックもあり、カラーやポケッ卜などの部分デザインにも凝っています。

そして、縫い目が表に出ている服、裾の折り返しがない服など、既成概念を揺さぶる「サン・クチュール」の服も提案。

パリに誕生した「ソニア・リキエル通り」

2018年9月30日、フランスの首都パリにソニア・リキエルの名を冠した通りが誕生しました。パリの道路にファッション・デザイナーの名が付けられたのは初めてだそうです。

この通りはセーヌ川左岸の大通り中央に位置し、市場も賑やか。リキエルが2016年に亡くなるまで、よく野菜や果物を買い求めに行った場所でした。

現在パリ市長を務めるアンヌ・イダルゴ氏が「ソニア・リキエル通り」の命名を宣言しました。イダルゴ市長はリキエルがパリ市民に自由の感覚を味わわせてくれたから、彼女こそがパリジェンヌの中のパリジェンヌだと称賛しました。

リキエルが凄いかはともかくとして、シャネルディオールも街路名になっていないことを考えたら凄いことです。

1983年、フランス文化省より芸術文化勲章を受勲。

関連リンク

  • SONIA RYKIEL | Official Website and E-shop – ニット・ウェア、ドレス、カーディガン、シャツ、スカート、ズボン、アクセサリーなどを扱うソニア・リキエルの公式ショップ。
  • SONIA RYKIEL COLLECTION(ソニア リキエル コレクション) – ソリア・リキエルの日本販売権をもつオンワード樫山のサイト。「上質で着心地が良い服でありながら、外しの遊びやユニークさを持ち合わせたスタイルを提案します」。ランキング順、おすすめ順、予約アイテムなどで見やすいサイトになっています。