この冬ELLEがお届けするお出かけアイテム
小規模仕立業者の経営から読み解くファッションの社会経済史

出版社ページの「著者メッセージ」にて自著『近代日本の衣服産業-姫路市藤本仕立店にみる展開-』の面白みを紹介しています。

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ハ行のスカート:パネル、フープ、フレア、ペンシル…

ペンシルスカートの例。「マリ・クレール」(marie claire 日本版)2007年6月号158・159頁スカート
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ハイ・ウエスト・スカート:high waist skirt

ウエストラインが高めにデザインされたスカートの総称。エンパイア・スカートが代表的。胸部までウエストラインが伸びたものは特にハイライズ・スカートという。表記上「ハイウエスト・スカート」とも。

ハイ・ウエスト・スカートの写真例。

ハイ・ウエスト・スカート:high waist skirt via Empire Dress? | This green skirt is a bit longer than I like… | Flickr

ハイライズ・スカート:high-rise skirt

→ハイ・ウエスト・スカート

パネル・スカート:panel skirt

パネル(縫いぱめ、飾り布、はめ板)をデザインのアクセントにしたスカート。たとえば、スカートと共地の布を短冊(たんざく)のように重ねて下げたもの。またプリント柄などの別布を「はめ板」のようにうまくはめ込んだデザインのものもある。

パフ・スカート:puff skirt

全体にパフした(膨れる)シルエットをもつスカート。風船のように丸く膨らむバルーン・スカートや、あぶくのように小さな膨らみをたくさんもつバブル・スカートなど。パフド・スカートとも。

バブル・スカート:bubble skirt

バブル(泡、あぶく、シャボン玉)のようなイメージのあるスカート。全体に丸みを帯びてゆったりしたシルエット。昔はフリルなどを多用して全体に泡立つようなイメージのロマンティックなスカートが中心。今はバブルラインという卵形シルエットのスカートが増えた。フランス語でジューブ・ビュル(泡スカートの意)。

パラシュート・スカート:parachute skirt

アンブレラ・スカート

パラソル・スカート:parasol skirt

パラソル(婦人用日傘)の形に似たスカート。三角形の布地を縫い合わせて、全体にフレアを出したもの。アンブレラ・スカート、パラシュート・スカートと同義。

バルーン・スカート:balloon skirt

バルーン(風船、気球)のように丸く膨らんだシルエットのスカート。ウエストと裾をギャザーやプリーツで絞り、真ん中を膨らませたものや、裾線をきちんと処理せずに、折り目をつけず無造作に折り返して、ふっくらしたイメージを表現したものなど。

バルーン・スカートまたはバブル・スカートの写真例。

バルーン・スカートまたはバブル・スカート via Bubble skirt | Pattern: tutorial on my blog: www.blessbytone… | Flickr

バルーン・ミニ:balloon mini

バルーン(風船)のように丸く膨らんだ形が特徴のミニスカート。ぴったりフィットしたタイト・ミニとは対照的なアイテム。ギャザーやプリーツなどで、ふっくらとした形を出し、少女ムードの可愛らしさを表現するスカートの一つ。

パレオ:pareo

長方形の布を腰に巻き付けて穿く腰巻き風スカート。南太平洋のタヒチ島の人々に見られたスタイルで、これに似せたものがパレオ・スカート。

ハーレム・スカート:harem skirt

イスラム社会でハーレム(婦人専用の部屋)にて着用されたスカート、またはそれに似たスカート。バルーン・スカートに似て、ギャザーやタックで大きく膨らませたスカートの裾をギャザーで縮め、内側に入れ込んでドレープを出し、ふっくらとさせたパンツ風スカート。

バレル・スカート:barrel skirt

バレル(樽)のように上下が狭く、丈の中央に膨らみをもつ形のスカート。

パンツ・スカート:pants skirt

一見パンツのように見えるスカートやスカート風パンツのこと。キュロット・スカートと同じ。もともと1965年春夏コレクションにジャック・グリフが発表したもので、前からはパンタロン、後ろからはスカートに見える新型ボトムだった。現在ではキュロット・スカートをさらに女っぽい雰囲気に仕上げたタイプをさすことが多い。

ヒップ・ハンガー・スカート:hip hanger skirt

→ヒップボーン・スカート

ヒップボーン・スカート:hipbone skirt

ヒップボーン(腰骨)にひっかけるようにつけるスカート。ミニスカート全盛の1967年頃に流行し、太いベルトを腰の位置にしめた。別名ヒップ・ハンガー・スカート。

ファスタネーフ:fustanella

ギリシャの男性が着用していたスカート状の民族衣装。丈が短く、プリーツやギャザーを施し、素材は白木綿、麻など。

フープ・スカート:hoop skirt

フープを使って広く張りのあるシルエットに仕上げたスカート。フープとは、針金や鯨の髭や籐のつるなどで作った「張り骨」。16世紀のファージンゲール・スカートから、18世紀のパニエ・スカート、19世紀のクリノリン・スカートなどが代表的。

フープ・スカートまたはクリノリン・スカートの写真例。

フープ・スカートまたはクリノリン・スカート via Hoop Skirt | Unknown women Circa 1860’s…. | Midnight Believer | Flickr

プーフ・スカート:pouf skirt

フランス語の古語「プーフ」(スカートの腰を広げるための腰当や18世紀末に流行したふっくらと結い上げた髪型)を感じさせる膨らんだシルエットが特徴のスカート。特に裾の部分を膨らませたものをさす。バルーン・スカートやバブル・スカートと同じ。

フラップ・スカート:flap skirt

幅も丈も短い布片を腰に巻いただけのように、フラップする(ひらひらする、垂れ下がる)非常に分量の少ないスカート。1970年代にパンク・ファッションの主要なアイテムとして登場。

フラワー・スカート:flower skirt

花を思わせるようなスカート。チュールを何枚も重ねて、ロマンティックなイメージを表現する。

プリーツ・スカート:pleat skirt

プリーツ(折りたたんだ襞)をもったスカート。動作による表情の美しさと運動量が大きいことが主な特徴。プリーツの種類によって、ボックス・ブリーツ・スカート、アコーディオン・ブリーツ・スカートなどとよばれる。

ブリーツ・スカート(アコーディオン・ブリーツ・スカート)の写真例。

ブリーツ・スカート(アコーディオン・ブリーツ・スカート) via Colourful pleated skirt. | It’s a long time ago that I wore … | Flickr

プリンセス・スカート:princess skirt

プリンセス・ドレスのスカート部分や、そうしたデザインを特徴とするスカートのこと。プリンセス・ドレスは、プリンセス・ラインとよばれる縦の切り替え線を入れてウエストをフィットさせ、裾で緩やかなフレアを入れたシルエットになっている。

フレア・スカート:flare skirt

ウエストから裾にかけて、フレアを入れ緩やかに波うたせたスカート。フレアは1枚の布で出す場合もあれば、2枚、4枚、8枚はぎなどもある。

フロック・スカートfrock skirt

チュニック・スカート

ペザント・スカート:peasant skirt

特にヨーロッパのペザント(小百姓、小自作農、農婦)たちが多く穿いていた、ギャザーを寄せただけの素朴なスカート。

ペッグトップ・スカート:peg-top skirt

腰回りをゆったりとり、裾で細くなるペッグトップ(西洋梨形の独楽)のシルエットをしたスカート。バレル・スカートやペッグ・ライン・スカートとも。

ペッグ・ライン・スカート:peg line skirt

→ペッグトップ・スカート

ベビー・スカート:baby skirt

水着やレジャー・ウェアの上からつける短い小さなスカート。多くはプリーツやギャザーが入り、ショーツなどの上にはおって着る。

ベルシェイプド・スカート:bell-shaped skirt

ベル・スカートとも。釣り鐘(ベル)に似た形のスカート。ウエストを細くし、裾にかけてダーツ、固い芯、ペチコートなどによって膨らみをもたせている。

ベル・スカート:bell skirt

→ベルシェイプド・スカート

ペンシル・スカート:pencil skirt

ペンシル(鉛筆)のようほっそりとしたスカートのこと。ナロー・スカートとも。

ペンシルスカートの例。「マリ・クレール」(marie claire 日本版)2007年6月号158・159頁

ペンシルスカートの例。「マリ・クレール」(marie claire 日本版)2007年6月号158・159頁

ボタンダウン・スカート:button-down skirt

ウエストから裾まで前明きを縦形にとって、ボタンで留めるようにしたデザインのスカート。タイト・スカートやセミタイト・スカートに多くみられる。前中央を開けることが多いが、後ろや脇をあけるものもある。

ボックス・プリーツ・スカート:box pleat skirt

ボックス・プリーツ (箱形の襞)を入れたスカートの総称。

ホッブル・スカート:hobble skirt

ホッブル(よちよち歩き、よろよろ歩き)するように、よちよちとしか歩けないスカート。裾幅の極端が狭いので歩幅がとれない。長い丈で、膝から裾にいくにつれ、細くなるものが多い。1910年にポール・ポワレが発表し、1910年から1914年に流行した。

ボディス・スカート:bodice skirt

衿と袖のない上身頃から続いたスカートのうち、上体衣がコルセット(ボディス)のもの。ジャンパー・スカートはボディス・スカートよりも上体衣にゆとりがあり、ストラップが付いている。

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