モード史を知るためのマストブック

サ行のシルエット

シルエットの無料画像です。ブランデンブルク門の夕焼けがシルエットを作っています。 シルエット
Brigitte WernerによるPixabayからの画像
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サック・ライン:sack line

サック(袋)のように全体が寸胴形のシルエット。ウエストを完全に解放して、着やすさを狙います。1958年春夏のバリ・コレクションで注目されました。

サプレッション・シルエット:suppression silhouette

抑制の効いたシルエット。ビッグ・ラインの不要な部分をけずり取っています。広い肩幅はそのままでウエストを絞って抑制をあたえます。

シェイプド・ライン:shaped line

身体の線に沿わせて、できるだけフィットさせた(シェイプさせた=形成させた)シルエット。最初は1960年代中期のピエール・カルダンのメンズ・スーツが注目。1980年代以降はボディ・コンシャス型が多く、身体にぴったりと沿わたラインをこのように総称するようになった。

シェイプリー・ライン:shapely line

シェイプリーな(かっこうのよい、釣り合いのとれた)ラインのことで、ほっそりと長く見えるのが特徴。ビッグ・ルックからスリム・ルックの中間的なもので、修正型のビッグ・ラインのこと。

ジオメトリック・ライン:geometric line

ジオメトリック(幾何学的)なライン。アーキテクチャー・ラインのこと。

シース・ライン:sheath line

シース(剣などの鞘)のように、ほっそり長く、身体の線に沿ったシルエット。ウエストは極端に締めつけず、裾もあまり広がらない。

シフト・シレエット:shift silhouette

シフト(英語シュミーズの古語)やアメリカ開拓時代に着られた緩い麻製下着のように、肩からまっすぐに垂れた緩やかなシルエット。

シリンダー・ライン:cylinder line

円筒状の単純な外形のシルエット。チューブラー・シルエット、シリンディカル・シルエット、コラム・シルエットとも。

スウィーピング・ライン:sweeping line

スウィーピング(掃除する)のように丈長で、揺れ動くようなシルエット。実際に床につくようなマキシ丈だけではなく、そうしたイメージのあるコートなどのシルエットも指す。

スティック・ライン:stick line

スティック(棒)のようにほっそりした長めのライン。ロングアンド・ナロー・ラインやストロー・ラインと同義。

ストレート・ハンギング・シルエット:straight hanging silhouette

真っ直ぐに垂れ下がったシルエット。特にアメリカン・トラディショナル・モデルなど、アメリカの伝統的スーツに見られる特有のシルエット。こうしたスーツの上着には前ダーツはなく、肩で吊って真っ直ぐボックス・ラインとなる。

ストレート・ライン:straight line

直線的なシルエットの総称、胸の張りや腰のくびれなどを強調した曲線的なラインとは対照。ボックス・ラインやエイチ・ライン、レクタンギュラー・ライン(長方形ライン)などを含む。

ストロー・ライン:straw line

ストロー(麦わら)のようなライン。ロング・アンド・ナロー・ライン、スティック・ラインと同義。

スピンドル・ライン:spindle line

スピンドル(紡錘)に似て腰部が膨らみ、トップやボトムがすぼまったライン。

スリム・エー・ライン:slim A line

全体にほっそりとしたエー・ライン。1970年代調のジャケット、パンツ、ロング・ワンピースなどに多用され、1990年代から主要なラインの一つとなった。

スリム・ライン:slim line

ほっそりと身体の線に沿ったシルエット。スレンダー・ライン(slender line)やペンシル・シルエットとも。

セミリラックスフィット:semi-relax fit

ほどよく快適なフィットのあるライン。特に、最近のアメリカに見られるーンズの新しいシルエットをさす。従来のストレートとペルボトムの中間。

ソフト・コンシャス・ライン:soft conscious line

ソフト・ボディ・コンシャス・ラインの略。ボディ・コンシャス・ラインほどは身体の線を強調せず、ギャザーやフレアなどを使って、柔らかくボディ・ラインを出している。

ソフト・シェイプリー・ライン:soft shapely line

シェイプリー・ラインをさらにソフトに表現したライン全体にすっきりとしたライン。

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