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時代劇ミステリーで新境地にいどむ清純スター 岩下志麻

写真批評
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時代劇ミステリーで新境地にいどむ清純スター 岩下志麻

時代劇ミステリーで新境地にいどむ清純スター 岩下志麻:「週刊朝日」1964年11月13日号、カバーモデル・岩下志麻

「週刊朝日」1964年11月13日号、カバーモデル・岩下志麻。 時代劇ミステリーで新境地にいどむ清純スター

「週刊朝日」1964年11月13日号、カバーモデル・岩下志麻。

この表紙は「五瓣の椿」撮影時のものかと思われます。志麻ちゃんの写真は形式ばった着物が多いのですが、これは笑顔が映えていてラフな柄にラフな表情がマッチング。といってもカバー撮影なのでヘアスタイルはバッチリとアップ。

総製作費1億6000万円という「五瓣の椿」のヒロイン「おしの」役の岩下志麻。斜陽の日本映画界、しかも「白日夢」や「紅閨夢」で芳しからぬ話題をまちた松竹としては、ぜひともこの大作で名誉挽回をはかりたいところ。その重責を細い両肩に負わされた志麻ちゃんの表情は、意外に明るかった。(「週刊朝日」1964年11月13日号、28頁)

「表紙の人」として28頁から30頁まで特集が組まれています。時代劇に挑戦する志麻ちゃんの人となりを紹介した記事になっています。小見出しは

  • 初の人殺し役・おしの
  • 素質を表した「古都」
  • 家庭環境にも恵まれて
  • ”駆けずの志麻”突走る
  • 芸域の広い優等生女優

です。この時期は松竹の大黒柱として存在感を示していました。雑誌で「志麻ちゃん」と書かれていたのがウケました。年を取っても愛嬌抜群でいて色っぽいし、当時も掴みどころのない女性だったと思います。

記事の中で残念なのは映画評論家・荻昌弘を引用したコメント。

岩下の強みは非常に近代的でありながら、しかも日本的な女性のよさを持っている所(荻昌弘氏)(同上、29頁)

とのこと。近代と日本を対立項にもってきている点は余りにも説得力のない二項対立。日本を東アジアくらいに広げて考えられなかったのが二昔ほど前のコメントだなと。

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