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上海紡織博物館 Shanghai Textile Museum

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上海紡織博物館

上海紡織博物館 Shanghai Textile Museum(上海纺织博物馆)は中国上海市普陀区にある糸・織物などに関する博物館です。この博物館は同じ上海にある東華大学内の上海紡織服飾博物館(上海纺织服饰博物馆 or 东华大学纺织服饰博物馆)とは別のもので、上海申新紡織第九工場跡地に作られたものです。

それぞれの公式サイトはこちらです。

以前から東華大学の博物館が気になっていたのですが、2016年に妻と一緒に上海・蘇州へ旅行した時、偶然に改装工事中で入られず、粘って調べてみて上海紡織博物館の存在を知りました。

上海紡織博物館 Shanghai Textile Museum(上海纺织博物馆)
上海紡織博物館 Shanghai Textile Museum(上海纺织博物馆)

上海紡織博物館 Shanghai Textile Museum(上海纺织博物馆)@Shanghai, 2016.09.02

館内の紹介

館内は広く、まさに中国らしい、展示物が豊富にあって楽しく数時間を過ごせました。糸と布(織物)だけでなく衣服の展示もそこそこあります。糸や布と勘違いされ、孤軍奮闘でアパレル産業史を研究してきた私にとっては眼から鱗です。

民国時期単布衫
民国時期単布衫

民国時期単布衫(民国时期単布衫) @上海紡織博物館 Shanghai Textile Museum, 2016.09.02

中国の繊維産業は紀元前から、世界全体で遅れがちのアパレル産業ですら15世紀(遅くとも明代です、隋代説もあります)。次の図は、中国の地理と繊維産業の関係を的確に示しています。

棉花・布匹、黄河・長江
棉花・布匹、黄河・長江

棉花・布匹、黄河・長江 @上海紡織博物館 Shanghai Textile Museum, 2016.09.02

私たちが訪問した時、ちょうど「织・梦 : 廊下土布文化展」が開催されていました。

织・梦 : 廊下土布文化展
织・梦 : 廊下土布文化展

织・梦 : 廊下土布文化展 @上海紡織博物館 Shanghai Textile Museum, 2016.09.02

この展覧会は、織り編と夢(梦)編とにテーマを分け、手織り木綿文化の発展過程をふまえ、土布の経緯、伝統と現代との接合、地域特色などに注目したものです。

パンフレットから

上海紡織博物館のパンフレットから当館の案内を転載します。

上海紡織博物館は蘇州河の南側、澳门路(澳門路)の北側、昌化路の東、長寿路の橋の西北方向に位置してある、もと上海申新紡識第九工場の旧跡にあります。博物館の敷地面積は6800キロメートルであります。そのうち、屋外の展示面積は1500キロメートルであり、室内の展示面積は4480キロメートルであります。実物、資料、場面展示、模型、メディアなどを通じて、上海における紡織の発展歴史を展示しています。豪快で迫力ある序文館、奥行きのある過程館、時空的なエリート館、インタラクティブな科学普及館、魅力満載な京昆劇服装館において上海紡績の6000年の産業歴史と文化を紹介しています。上海紡織博物館は全国科学普及教育基地、上海市科学普及教育基地、上海市愛国主義教育基地、上海市工業旅行基地、および「申九二二斗争」という革命の記念地として利用されている地域的専門博物館です。

過程館(历程馆)

古代、近代、現代と当代を通して、上海紡織の発展の歴史を演繹しています。紡績は上海の国際的な歴史の地位を示して、上海の「母の工業」と「支柱産業」の役を務めています。「テクノロジーと風潮」の産業の見込みを展望しています。

エリート館(撷英馆)

上海の時代毎に紡織先賢、模範労働者、事業家と専門家等の紡織エリートを取って、新中国を創立した時に紡織の賞賛や感動に値する英雄事跡を示しています。上海の忘れがたい紡織老舗と歴史遺跡を振りかえって見ています。

科学普及館(科普馆)

「不思議な繊維の足跡」と「多様な表地」と「完全な工芸チェーン」と「広く使う空間」等の紡織の知識を通して、知識性と趣味性と積極性とインタラクティブ性を完璧に示しています。

テーマ館・京昆劇服装館(专题馆)

伝統と現代を互いに結合する展示方法で、これから段々と演劇界の不思議な価値の高い上海流の京昆劇服装を展示しています。上海流のチャイナドレス、創意的な服装、ハイテクな表地、科学の成果等の上海紡織に関するテーマ展を展示しています。

上海紡織博物館のエピグラフ

織物は「肌」のため、衣服は人体のためのものです。「糸、ラミー(カラムシ)、草の根、絹」の歴史は何千年もの歳月を持ち、「雲は月を追う」、「龍と鳳凰(フェニックス)は仲間とし​​て出会う」、つまり、漢の衣服と唐の衣装など、古代の栄光がこの博物館で見られます。(中略)上海のテキスタイルは激しい産業調整の中で盛り上がりを見せています。起業家精神は私たちをより強くします。テクノロジーとファッションから私たちは高く高く飛び続けます。先祖の遺産を引き継いで、私たちは将来のために負荷を負います。 過去を思い起こし、未来の地平線を見て、 私たちは感情と誇りで一杯です。そのため、 2008年12月、6年5ヵ月の歳月を費やし、この博物館を組織しました。私たちは、繊維産業界の援助と希望を高く評価し、 私たちは夢を実現しようと努力しています。上記のように、 私たちは厳粛にイベントを記録するためにこの碑文を記します。(抄録)

上海紡織博物館
上海紡織博物館

上海紡織博物館のパンフレット Shanghai Textile Museum(上海纺织博物馆)

上海紡織博物館概要

上海紡織博物館は蘇州河南岸、澳門路の北側、昌化路の東側、長寿路の橋の西北のもと、上海申新紡織第九工場の旧跡に位置しています。室外面積の1500㎡に様々なものを展示して、室内面積は4480㎡にわたり紡織関係の史料を多数展示しています。いわば一つの地域産業博物館です。

博物館では、実物、資料、写真、写真付き文章、模型、マルチメディアなどを通じて、上海地区の紡織業の発展する歴史の文脈を展示しています。集中的に上海の紡織のプロレタリアートを取り上げ、上海の紡織職人の社会主義建設の時期の輝かしい業績を明示しています。

現在、博物館は全国紡織精神文明の建設模範基地、全国的科学普及教育の拠点、上海市愛国主義教育の拠点、上海市の科学普及教育の拠点、上海市工業観光基地となっており、中国で重要視される博物館の一つです。

また、当博物館は1948年2月2日に中華民国支配下の上海で、中国共産党の地下組織が率いたストライキを行なった事件(申九惨案/申九二二斗争)の記念地でもあります。

最後に

上海紡織博物館は欧米系のキュレーターたちからも称賛を得ています。「Frog in a Well」というウェブサイトでは

The yes is that they have a good idea and a good collection. This is the most complete “built” museum I can think of in China.1 Textiles are the story of Shanghai, and while parts of this could be better done, they cover almost everything. This is as close to a museum of the social history of Shanghai as you will find. via Is the Shanghai Textile Museum the best museum in China? – Frog in a Well

当博物館はアイデアもコレクションも豊富で、中国で最も完全に作られた博物館。あらゆる歴史品を集め、探したいものが見つかる上海社会史の博物館として十分に機能している、という評価を得ています。

公式サイト(再掲)