新しいファッション史

モードの世紀は、人類のファッション史をまとめ直し、躍動感ある歴史を描きます。
主にフランス、イギリス、イタリア、アメリカ、中国、台湾、日本に注目します。

これまでのファッション史は西洋か日本か、意味不明の二項対立に固執しました。
和洋。何て厚かましい言葉でしょう。

詳しく読む

セーラー : sailor 水兵から学生まで幅広い人気

セーラー

セーラー sailor とは船員・航海者・水兵の意味、またはセーラー・ハット(クラウンが浅く平らでブリムのある婦人帽)の意味です。セーラーの帽子、ジャケット、ズボンなどを模した衣装は広くセーラー系のファッションとして人気があります。

セーラー : sailor

セーラー : sailor

セーラー・カラー sailor collar

水兵服についている襟またはそれをモデルにした襟のことで、前はV字型、後は四角く垂れ下がり、肩幅と同じくらいの襟幅をさします。日本では女子学生の制服に多くこの襟が採り入れられ、襟のまわりに白線を入れるなど若々しい感じを出します。

セーラー・カラー

セーラー・カラー

セーラー・キャップ sailor cap

セーラー・ハットともいいます。水平の被る帽子またはそれを模したブリムのない帽子やブリム全体が上に巻き上った帽子のことです。たまに、頭まわりにバンドのついたタモシャンター(ベレーの一種)型の子供用帽子をさすこともあります。

セーラー・キャップ

セーラー・キャップ

セーラー・スカート sailor skirt

女子学生の制服にみられるプリーツ・スカートのことをセーラー・スカートと呼ぶ場合があります。

セーラーズ・ジャージー sailor’s jersey

船員が着るような、ごく飾り気がない厚地のプルオーバーの丸首セーター。色は紺のものが多いです。

セーラーズ・トラウザーズ sailor’s trousers

別名ラッパ・ズボンやセーラー・ズボン。もともとセーラー(水兵)が着用する、裾口が広く、前立て来がなく蛙股になったズボンのこと。紺サージ、セル、白綾織絹布などを使用することが一般的です。

これを模して若い人の間では普通のズボンより裾口をかなり広くしたズボンが流行することもあります。これもセーラー・ズボンとよびます。

セーラー・タイ sailor tie

紐穴が2つで、コードで留めつけるようになった靴のこと。

セーラー・ノット sailor knot

船乗りたちが用いるネクタイの結び方の一つ。

セーラー・ノット

セーラー・ノット

セーラー・パンツ sailor pants

水兵や船員の着用するズボンのこと。腰部分はぴったりし、膝から下が広がった形のもの。

セーラー服

後に四角に垂れ下がった幅広いセーラー・カラーのついた水兵服のこと。また、この形の上体衣とスカートを組合わせて婦人服や女子学生服にしたものもセーラー服といいます。

セーラー・ブラウス Sailor blouse

ミディ・ブラウスともいわれます。襟はセーラー・カラー状で、腰までゆったりしたブラウスのこと。これは兵学校の生徒が着用していたことに由来します。

モードの基礎知識
しんいちをフォローする
Facebookでフォロー
この記事が気に入ったら最新ニュース情報をいいねしてチェックしよう!
プロフィール
この記事を書いた人
しんいち

岩本真一(いわもと・しんいち)1970年奈良県生まれ。近畿圏の大学で経済史や社会史を教えています。アパレル産業史を研究する傍ら、ファッションに関する文化史・哲学的なサイト「モードの世紀」を運営してきました。姉妹サイトに「ミシンの世紀」、著書に『ミシンと衣服の経済史』。

しんいちをフォローする
モードの世紀

コメント 質問や感想をお寄せください

スポンサーリンク

スポンサーリンク

タイトルとURLをコピーしました
footer-insert.php