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ミシンと衣服の経済史 第1章 質疑応答

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ミシンと衣服の経済史 第1章 質疑応答

これまで授業を通じて寄せられてきた学生方々からのご質問に章単位でお答えしていきます。著書のご案内はこちらをご参照ください。⇒「著書 – ミシンと衣服の経済史

岩本真一 ミシンと衣服の経済史 地球規模経済と家内生産 第1章

岩本真一『ミシンと衣服の経済史―地球規模経済と家内生産―』思文閣出版 2014年7月

  1. シンガー社は環縫いミシンに特化した経営を行なっていたとあり、環縫いミシンは、ジーンズの裾あげや、ベルトを作る際に用いられるが、1880年代は何を作ることを目的として環縫いが使われたのか。(p.31、2行目) 【回答】「環縫いミシンに特化した経営」はUS社。環縫は上体衣の袖や裾などの縁縫い。今でもそう(多分)
  2. シンガー社が、蒸気力と電動力のミシンに着手したとありますが、いつ頃足踏み式から蒸気力や電動力に移行したのか。(p.38.5行目) 【回答】51頁図7.
  3. 機能性で大差のない電動式と足踏み式であるのに、シンガー社はなぜ、電動力に着手したのか。(p.52.15行目) 【回答】①高速化されたミシンを工場向けに販売(のはず)。②足踏式は脚の疲労という限界あり。
  4. なぜ、281-21では繊維が溶けることなく毎分6000回転が可能であったのか(p.56.58))
    【回答】281型は1953年に開発された。5000回転以上は化学繊維を用いた傾向が強い。で、1939年にナイロンが開発されていた(USA)。
  5. シンガー社はアメリカの企業なのに、スコットランドでの生産を行った理由は何ですか。(p.34.p.12) 【回答】製造面での多国籍企業化⇒57頁。スコットランドは鉄産出、織物豊富、造船業盛ん。
  6. p29 新しいイノベーションと既存のイノベーションの競争関係とは。 【回答】CDとDVD、DVDとBlueRay、デジタルカメラとスマホのデジタル化、等々。
  7. p31 19cと20cのイノベの方向性の違いとは。 【回答】51頁・52頁参照のこと。
  8. どのようにしてシンガー者はUS社に勝ったのか 【回答】多品種、宣伝…。
  9. WW社はなぜ電動式ミシンの開発でシンガー社に遅れをとったんですか。 【回答】電気力を低評価したからだと思う。【参考】20世紀転換期の電気力とガソリン力。
  10. US社の現状について。 【回答】ネットへGO
  11. シンガー社の多様性の秘密。 【回答】53頁注6の「赤の女王化説」
  12. ここで返し縫いが可能であると記述されているということは、今までのミシンでは返し縫いができなかったのか。 【回答】できなかった。
  13. 19世紀のミシンと20世紀のミシンの最も大きな違いとは 【回答】51頁・52頁。20世紀のミシンはミシンに別の機械や装置を付けることばかり。
  14. 電動式ミシンの機能性、多能性が手縫と並んだのは付帯装置の縫製外作業の発達によるものなのか 【回答】それもあります。あとはミシン針が水平にも動けるようになった面もあります。
  15. 資料の写真において。どれが手廻し式でどれが電動式なのか。(足踏み式もあるのでしょうか) 【回答】口頭で説明します。
  16. また載せられいるミシンのなかで最も効率が良いとされたのはどのミシンなのか 【回答】効率の基準に依るので口頭で。
  17. 化学繊維の開発が進むとミシン速度が上昇しいったのは摩擦で燃えなくなったとゆうことですか? 【回答】そうゆうことです、燃えにくくなります。ミシン運針速度が20世紀転換期頃に一旦停滞しています。
  18. シンガー社が大量製造かつ大量販売した機種は少数の種類に限定にされていたと書かれているがそうなると「普通ミシン」のシンガー社とゆう名前の普通ミシンとはどういったもののことを言うのか。 【回答】シンガー社の主力商品は「少数の種類に限定にされ」た「普通ミシン」だったということ。ロングテール部分で「特殊ミシン」も含めていった。
  19. ミシンの能力向上の結果、糸が針の温度に耐えられないという例以外のイノベーションのジレンマの例はほかにはないですか? 【回答】①自動車とタイヤやエンジン、②独ソ戦での戦車開発(TigerからMouseへ、T34とのベルリン戦闘)、③Battle of Britain(英独戦)での戦闘機開発(Spit Fire vs BF)、④同戦争でのBFのHeinkel擁護の限界
  20. P38で電動式ミシン部門を分離させると、なぜ競争有利になるのですか? 【回答】子会社化にしたのかも?当時は電動式は主流になっていないので切り離しやすく。●プリント①には事実しか書いてない。
  21. P45で自動給油という表記になっていますが、ミシンは燃料を燃やして動かすものになったのですか? 【回答】ミシンは小部分に分かれた鉄の機構ですから、摩擦を減らすために給油しました。自転車の油と一緒。
  22. 65行目 縫糸が高熱の針に溶けるという技術的問題→ミシンを高速化しすぎた故に針が高熱になったという意味か? 【回答】そうです、針が高熱に。縫糸は溶けたり、たまに燃えたり…。
  23. 52行目 最初片手で布送り→足踏式ミシンが開発され両手送りか可能に→電動式ミシンとなった時再び片手の布送りとなったのか 【回答】電動式でも足踏式同様に両手は自由。
  24. シンガー社かミシン市場を寡占していたとき日本のミシン会社は台頭していなかったのか
    【回答】パリ条約の下での特許障壁。環縫ミシンに関する2種類の特許が1929年と32年に切れるまで、製造販売不可。●プリント②③