ピーター・ナップ : 「エル」フランス版に革命をもたらした写真家 – 展覧会情報

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ピーター・ナップ : 「エル」フランス版に革命をもたらした写真家 – 展覧会情報

ピーター・ナップ : パリの新しい展覧会で1960年代・1970年代にフランス版「エル」の芸術監督として働いていたスイスのファッション写真家、 ピーター・ナップ(Peter Knapp)の作品が多数公開されます。ラ・シテ・デ・ラ・モード・デュ・デュ・デザイン(La Cité de la Mode et du Design)に開幕したこの展覧会はアンドレ・クレージュピエール・カルダンイヴ・サン・ローランのようなフランス人クチュリエたちとの密接な関係を強調した100点の画像を紹介します。

ピーター・ナップは1931年にスイスで生まれ、チューリッヒやパリで絵画、グラフィック・アート、写真を学びました。1959年、フランス版「エル」の創設者かつ編集者のヘレナ・ラザレフ(Hélène Lazareff)はナップがギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)のデパートでグラフィック・デザイナーとしてあくせく働いていることを知りました。ラザレルに抜擢されたナップは「エル」で専属写真家としてスタートし、すぐにサラ・ムーンやロバート・フランクのような有名なフォトグラファーを雇ってファッション論説を執筆する芸術監督になりました。彼自身の写真は1960年代を通して雑誌にも登場し、ボレックス・ペイラード(Bolex Paillard)16mmカメラでモダンなファッションに明るい色やルーズなシルエットを取り入れました。

「エル」フランス版に革命をもたらした写真家 : 展覧会情報 : トランス・ペアレント アンドレ・クレージュを着るギニア・リンドブラッド(ピーター・ナップ撮影)。

アンドレ・クレージュを着るギニア・リンドブラッド(ピーター・ナップ撮影)。Gunilla Lindblad on André Courrèges, Photo: Peter Knapp via Gunilla Lindblad on André Courrèges – Vogue

ナップの在籍中「エル」誌の論説はしばしばポップ・アートを手がけ、現代女性を見てどのように着こなせるかという点に新しいレンズを向けました。「1950年代から1960年代へのクロスオーバーは驚異的でした」とキュレーターのオードリー・ホールー(Audrey Hoareau)はファッション写真と社会の両方から説明しました。その時期は「非常に活発な時代―革命」でした。

1966年にナップはフランス「エル」を去り、記者、ポートレート写真家、ファッション写真家として、国際報道(ヴォーグ誌、スターン誌、サンデイ・タイムズ誌)のフリーランスを開始しました。 1967年に彼はオリヴィエロ・トスカーニ(Oliviero Toscani)にイタリア語「ヴォーグ」の立ち上げを手助けしました。彼は1974-1978年にフランス「エル」芸術監督として同誌にカムバックしました。それ以来、教師、グラフィック・デザイナー、ドキュメンタリーとして働きました。その頃の作品の活力は際立っています。

「ダインシング・イン・ザ・ストリート、ピーター・ナップ、ア・ラ・モード、1960―1970」(外部リンク : Dancing in the Street, Peter Knapp et la Mode 1960-1970)は2018年3月9日から2018年6月10日までパリのラ・シテ・ド・ラ・モード・エ・デュメゾン(La Citéde la Mode et du Design)で開催されています。

出典 : French Elle Photographer Peter Knapp Has a New Paris Show (2018年3月9日)

The Photographer Who Revolutionized French Elle
Peter Knapp’s 1960s fashion photos appear in a new Paris show.