モード史を知るためのマストブック

ロラン・バルト:インスタグラム「私の本棚」から

モードの世紀 : 本棚 my bookshelf 日記
思いきってファッション雑誌300冊と専門書100冊ほどを捨てました。気分も部屋もすっきり(2018年9月)。
この記事は約2分で読めます。

同志社大学の学生にヒントをもらって、2019年2月10日からインスタグラムで私の好きな本を紹介しています。タグは「#私の本棚」です。ボイスレコーダーで入力しているので、つい説明がくどくなっています。

モードの世紀では、テーマ別にまとまった時点で数冊単位に小出しにしています。見出しに書名とインスタグラム投稿日を記しています。

1冊の紹介ごとに出版社かアマゾンの著書ページへリンクを貼っています。これらリンクをたどられましたら、興味を持たれた本の情報チェックや購入へ勧めます。

今回はフランスの言語学者ロラン・バルトの2冊を紹介します。

モードの体系:2月13日

ロランバルト、佐藤信夫、モードの体系、みすず書房

ロランバルト、佐藤信夫、モードの体系、みすず書房

1960年代のファッション雑誌2種を1年分ずつ記号学から分析。ムズいです。写真は文章がないと成立しない点だけわかりました。雑誌のリード文(広告文)の分析をやる意欲に駆られました。

が、フランス語がわからなさすぎて辛い。訳さないと分からんが訳されても分からん典型です。

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  • 佐藤信夫
  • モードの体系
  • みすず書房
モードの体系――その言語表現による記号学的分析
表紙に若干のスレがありますが、紙面の状態は概ね良好です。丁寧な検品、迅速な発送を心がけております。

私の書評はこちら。

モードの体系:その言語表現による記号学的分析
モードの体系 : 同時代のモード雑誌類に記述された女性の衣服を構造的に分析した本。ファッション雑誌のフレーズや宣伝文句ばかりを集めて分析するのですからマニアックです。流行雑誌には贅沢な図版がたくさん用いられますが、本書は雑誌類の言葉の分析に終始します。

モード論集:2月14日

ロランバルト モード論集、山田登世子、ちくま文庫

ロランバルト モード論集、山田登世子、ちくま文庫

今日もボイスレコーダーで入力、説明くどいです。が分かりやすいはず。

昨日紹介した本の著者ロラン・バルトの論文集です。昨日の「モードの体系」に比べて、こちらの本は論文集なので細切れになっていて読みやすいです。論文集のうえ、著書の分析方法がたくさん述べられているので、美味しい所取りです。

訳者は先日2冊を紹介した山田登世子。

私が何度も読み返した論文はズバリ「シャネルとクレージュ」。 1960年代のフランスを代表したデザイナー、ガブリエル・シャネルアンドレ・クレージュとを比較しています。

1920年代にシャネルは新しいデザインを売りに人気をえました。しかし1960年代になるとシャネルの新しさは伝統になっていて、そこに立ち現れた伝統破壊者がクレージュでした。

シャネルがクレージュをかなり嫌っていたことはよく知られています。しかし、クレージュはかつてシャネルが軽やかに伝統を破壊したように、クレージュはシャネルを破壊しました。世代や時代によってポジションや意味がズレる面白さを、この論文は伝えます。

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  • ロラン・バルト モード論集
  • 山田登世子
  • ちくま文庫
ロラン・バルト モード論集 (ちくま学芸文庫)
ロラン・バルト モード論集 (ちくま学芸文庫)

私の書評はこちら。

ロラン・バルトのモード論集:シャネルVSクレージュ
ロラン・バルトのモード論集です。論文「シャネルvsクレージュ」は、ガブリエル・シャネルとアンドレ・クレージュを徹底対比したもので、歴史と未来との対決であったり、また伝統と変革のそれぞれ両義性として現れたりと、読み応えがありました。

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