女王の告白 : マドンナのすべて
このページでは「エル・ジャポン」2006年4月号に掲載されたエル・フランス版記者マリオン・ラギアーリによるインタビューを紹介しています。日本語版の46頁~51頁です。
帰って来た女王 マドンナの告白
彼女こそはスター中のスター。
頂点に立ちながら、絶え間なく変化する女性その秘密はいったいなんなのだろう?
フランス版エルのジャーナリスト、マリオンが永遠のスーパースターに独占インタビュー。
女王が赤裸々 に語った、キャリアの秘訣、家族との関係、 そして現在の心境とは?
キャスト
- Photo GILLES BENSIMON ジル・ベンシモン
- Styling ARIANNE PHILLIPS アリアンヌ・フィリップス
- Hair ANDY LECOMPTE for Solo Arists アンディ・レコムテ
- Makeup GINA BROOKE for Caliente Beauty ジーナ・ブルック カリエン・ビューティ
- Text MARION RUGGIERI マリオン・ラギアーリ
- Model: マドンナ(Madonna)
表紙
マドンナ 『エル・ジャポン』アシェッド婦人画報社、2004年4月号
ジーンズ : プラダ
イヤリング : シャネル・ファイン・ジュエリー
ブラ : ラ・ペルラ
クロシェ・ハット、ベルト : レリク
シルク・ジャケット

マドンナのすべて / Madonna, elle, Jp, April 2006
シルク・ジャケット : ザック・ポーゼン(Zac Posen)
シルバーとセラミックのブレス : ジョン・ハーディ(John Hardy)
リングとして使用したリザードのブローチ : バトラー・アンド・ウィルソン(Butler & Wilson)
網タイツ:カペジオ(Capezio)
ヴィンテージのベレエ帽:レリク(Rellik)
ヴィンテージのレオタード

マドンナのすべて / Madonna, elle, Jp, April 2006
ヴィンテージのレオタード:フロム・ザ・ウェ・ウィ・ウォア(From the Way We Wore)
シフォン・ブラウス:ドルチェ・アンド・ガッバーナ(D&G)
ブラジャー:ラ・ペルラ(La Perla)
バングル : アレクシス・ビッター(Alexis Bittar)
網タイツ:カペジオ(Capezio)
ヴィンテージのサテン・ショーツ:レリク(Rellik)
ベルト:ハリウッド・トイズ・アンド・コスチュームス(Hollywood Toys and Costume)
フラワー・ピン:ドルチェ・アンド・ガッバーナ
レザー・トリムのホールター・ネック・ドレス

マドンナのすべて / Madonna, elle, Jp, April 2006
レザー・トリムのホールター・ネック・ドレス:フェンディ
ダイヤモンドのイヤリング:シャネル・ファイン・ジュエリー
シルバーとセラミックのブレス:ジョン・ハーディ(John Hardy)
サテンのVネック・ドレス

マドンナのすべて / Madonna, elle, Jp, April 2006
サテンのVネック・ドレス:コステロ・タグリアピエトラ(Costello Tagliapietra)バーニーズ・ニューヨーク(Barneys New York)
イエロー・ゴールドのブレス:ララ・ボヒンク(Lara Bohinc)
ヴィンテージのレオタード

マドンナのすべて / Madonna, elle, Jp, April 2006
サテンのパンツ:エトロ
ペンダント・ネックレス:バカラ
ヴィンテージのレオタード:フロム・ザ・ウェ・ウィ・ウォア(From the Way We Wore)
ベルト:ハリウッド・トイズ・アンド・コスチュームス(Hollywood Toys and Costume)
インタビュー 名言
エル・ジャポン
スター呼ばれる存在になって、 その世界でずっと生活動していると、 すべてが結局は幻想にすぎず、何も意味していないという真実を、誰も教えてくれなくなるの。むしろその逆で周囲はもっとスターとして振る舞うように要求するし、そういう振る舞いをすればするほどもてはやす。そうなるとまさに悪循環で、自分の名声なるものが現実だと勘違いしてしまうわけ。やめるにはそこから抜け出すしかない。
空虚なものを周囲のカスどもがもてはやしてスターとメディア・ファンという関係ができるわけですね。これはマルクスの述べた主と奴の関係と同じ構造です。
カバラはもともと、「KEBEL」 という言葉からきている。「受け取る」という意味よ。 受け取ったものは還元しなければならない。 簡単に言ってしまうと、カバラが教えているのは、 あなたが行うことすべて、口にする言葉のすべては、世界に影響を与える、ということなの。それを一度認識してしまうと、自分の言動に責任を感じずにはいられなくなるし、何かをする前にじっくり考えるようになる。人生に対する見方が大きく変わるのよ。
マドンナの信じるカバラは言動の影響力を重視しているとのこと。言動への責任を感じるだけでなく、言動の前にじっくり考えるというスタンスが良いですね。
武器を手放さず、他人の言うことなど気にせず、自分をとことん信じろ。集中あるのみ
この言葉を私の教え子たちに強調したいです。
マドンナ 『エル・ジャポン』アシェッド婦人画報社、2004年4月号

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