Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

同志社大学 日本経済史1

シェアする

同志社大学 日本経済史1

同志社大学 日本経済史1 : この講義では繊維産業・アパレル産業およびファッション文化の観点から日本史を振り返ります。この講義は前期に行ないます。後期は「2」です

授業日誌や関連記事などの新着情報をフォローして頂くと、課題が出た場合や授業に欠席した場合に慌てず勉強できます(twitter / facebook / google+)。※授業に関する件で私に連絡する場合はSNSではなく学内メールからメールを下さい。

同志社大学 日本経済史1

同志社大学

講義内容

繊維産業・アパレル産業、ファッション文化の観点から日本史を振り返ります。前期は古代から幕末開港期までを扱います。最近の日本経済は産業全体が停滞していると言われます。ファッションに関わる諸産業も同様ですが、おしゃれの基本であるファッション関連産業は私たちの生活から無縁にはなりません。この授業では生産面(繊維・アパレル産業)と消費面(ファッション文化)の歴史を振り返ることによって、今後の日本経済を見通す多様で幅広い視野を学びます。

学習上の注意点

【準備学習について】前回のプリントを見直します。

【到達目標について】社会人になる・なった上での自分の所属する組織や産業について、歴史的位置づけを踏まえ、近視眼的にならず鳥瞰的に理解できるようになりましょう。具体的には、アルバイトや就職後に何をどれだけ販売すれば良いのかという身近な戦略だけでなく、材料調達、製造、販売、消費に至る過程の流れをグローバルに理解し、自分に間接的に関わる仕事にまで想像力を持ちましょう。他方、消費者として楽しく視野の広い消費生活を送る判断力を身につけましょう。

【受講に際して】発想を柔軟にして下さい。視野を広めつつ関心を深める切っ掛けを見つけて下さい。関連する展覧会などに積極的に参加して下さい。歴史を学ぶのに大切なツールは地理です(年表よりも地図が大切です)。

テキスト

使用しません。

参考文献

  • 永原慶二『苧麻・絹・木綿の社会史』吉川弘文館、2004年(当サイトの紹介ページへ
  • 高田倭男『服装の歴史』中央公論社、2005年(当サイトの紹介ページへ)
  • 竹田泉『麻と綿が紡ぐイギリス産業革命』ミネルヴァ書房、2013年(当サイトの紹介ページへ)
  • ヴェルナー・ゾンバルト『恋愛と贅沢と資本主義』金森誠也訳、講談社、2000年(当サイトの紹介ページへ
苧麻・絹・木綿の社会史
本書は、いつどのように苧麻・絹・木綿が栽培され、利用されていったかを文献史料と類推から述べたものです。古代・中世・近世の衣料原料の生産と、それをめぐる政治・社会経済的関係を考察した研究はありません。本書は、その盲点を系統的に、歴史展開の筋道として見通すことを目的にしています。

学生への要望

復習が大切です。授業内容で面白かった点を友人、ご家族、教職員などに話して、説明の限界を押えて下さい。歴史の勉強には年表よりも地図が大切です。色んな時代の色んな場所の地図に慣れて下さい。

オフィスアワー

講義終了後。

授業計画

  1. 講義概要 : 講義の進め方、参考文献、成績評価の方法について説明をします。また、講義を進める上で知っておくべき基本事項について解説します。
  2. 古代・中世の徴税体制と繊維 : 日本国が成立して以降、律令・格式の整備の下で徴税体制が確立していきました。貨幣経済が現代ほど普及しておらず、繊維などの現物が徴税対象となりました。地域による品目の違いや徴税上の問題点などを概説します。
  3. 中世・近世の木綿普及(1) : 15世紀まで絹と麻しか使われていなかった日本で、新たな繊維として16世紀に綿が普及しました。その要因と普及過程について概説します。
  4. 中世・近世の木綿普及(2) : 17世紀以降、ヨーロッパでも綿が普及しました。イギリスとインドの関係を踏まえ、絹・麻・毛との比較から近代化における綿の意義を考えます。
  5. 近世の染織技術・文化 : 近世は染織技術が高度に発展したといわれます。それには江戸時代初頭に明朝から伝来した高機という織機が大きな役割を果たしました。伝来後にどのような技術が発達し、染織に広がりを持たせたのかを解説します。
  6. ヨーロッパの衣服とアジアの衣服 : 古代の貫頭衣から日本の衣服(外衣)はゆるやかに変化をし、江戸時代にその形態が固定化されました。貫頭衣の克服のあり方には、ヨーロッパとアジアで違いがみられた。この回ではその違いに注目して衣服変化の過程を概説します。
  7. アジアの近代化の始まり : 近世に固定化された衣服形態は、幕末開港期以降、欧米人にどのように映ったのでしょうか。また、日本の庶民の服装は、欧米人に対してどのような衝撃を与えたのでしょうか。これらの点について、中韓日の風俗に触れながら解説します。

講義資料・関連資料の配布ページ

関連リンク