コから始まるファッション用語

コから始まるファッション用語

抗アレルギー素材…近年、アレルギーの増加が問題となっている。その一つに衣服による接触性皮膚炎があり、抗アレルギー素材「ラ・モルフェ」やオーガニックコットンが話題を呼んだ。オーガニックコットンは紡績工程で漂白剤やワックスを使用せず、アレルギーやアトピーに苦しむ子供の肌着などに用いられる。

国際流行色選定委員会…1963年、パリに創設。フランス、イタリア、日本など十八カ国の専門の公益団体からなる。毎年2回、実シーズンよりも2年前に、春夏、秋冬の流行色を選ぶ。

コサージュ…婦人服のアクセサリーとして、胸・肩・腰に付けられる花飾りのこと。造花、または生花で作られた小さな花束である(英語ではコサージ)。また、上半身を覆う女性のブラウス、ドレスの上身頃(婦人服の胴衣)を意味する場合もある。

コモディティー・ウェア…普段着。コモディティー=必需品、日用品の意味。流行に流されず、あたりまえの感鎖見で着られる完成度の高い服。

コレクション…広義には発表会・展示会、つまり、英語のファッション・ショー。狭義には、オート・クチュールやプレタ・ポルテのメーカーがシーズンに先がけて発表する作品や発表会のこと。パリ・コレクションやミラノ・コレクションなど。もとは、パリのオート・クチュール・メゾンの作品発表会(1月と7月に開催)に由来。デザイナーが発表する作品自体をさすか、作品を揃える意をもつ。モード界でいうコレクションは顧客によって大きく二つに大別される。(1)パリのオート・クチュール・コレクションや、ミラノやローマのアルタ・モーダなどに代表される、特定の顧客を対象としたコレクション、(2)世界のファッション都市で定期的に開催されるプレタ・ポルテのコレクション。後者はパリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京、マドリードなどで開催され、ファッション団体やデザイナー・グループによって組織される。

コンサバティブ・ファッション…コンサバティブは略してコンサバ。「保守的な、控えめな」という意味で、流行やトレンドに左右されないベーシックな装いのこと。「ファッショナブル」や「トレンディ」の対語として利用される。コンサバティブ・ファッションをファッションの受容度でいえば、最も遅れたファッションである。つまり、トレンドの前期追随者からさらに後期追随者によって受け入れられたファッションで、消費者の70%前後がこの範囲でファッションを受け入れているといわれている。スタイルは、頑固に原型を保ったスーツやドレスなどが基本。同系列のスタイルに、ベーシック・スタイル、クラシック・スタイル、ジャパニーズ・トラディショナル、アメリカン・トラディショナル、ブリティッシュ・トラディショナルなどがある。また、ほとんどのオート・クチュール系のプレタ・ポルテもこのカテゴリーに属する。

コンサバ・リッチ…日本的な合成語コンサバティブ・リッチの省略形。コンサバティブ・ファッションのなかで、一流ブランド志向のニュートラやオート・クチュール系のプレタ・ポルテといった、ベーシックまたは保守的で、高級感やリッチ感を求めるファッションや消費傾向をさす。ファッション用語としては、ニュートラの後継で、関西を中心に1970年代末から使われはじめた。

コンストラクテッド…「構築された、組み立てられた」の意。テーラード・ジャケットのようにかっちりと仕立てられた服のことを指す。

コンチネンタル・スタイル…欧州調の紳士の服装のこと。アメリカ型のスーツに対し、とくに∃-ロッパ型のスーツ・モデルを特定していう。

コンバーター…日本においてみずから企画、原材料の手配、製造加工まで行う製造問屋のこと。アメリカでは、綿布を生機のまま仕入れ、みずからの商品企画によってプリント加工する販売業者を指す。

コンフェクション…既製服・既製服製造を意味するフランス語(発音はコンフェクスィオン)。メリヤス編立て(メリヤス生地で製品を作ること)の意もある。プレタ・ポルテという用語が使われはじめた1940年代からは、高級既製服の意味合いが強いプレタ・ポルテと区別して、一般的にマス・ファッション(大衆既製服)をさす。英語では、凝ったデザインの既製の婦人用マントー、クローク、ラップなどのこと。

 

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