自由なチョンサム : 若手デザイナーの作品から

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自由なチョンサム : 2018年の旗袍に関する動向

自由なチョンサム : どういった方向にあるのでしょうか?

セクシー・コスチュームとパーティ・コスチュームに定着した旗袍を最近の人々はどう着ているのか。2月に限定して東南アジアのニュースから調べてみました。コレクションや展覧会の催しが意外に多いです。若手デザイナーたちが新しいチョンサムにチャレンジしているのですね。

自由なチョンサム チャイナドレス 女子学生

チャイナドレス女子学生

英語をはじめとする漢字以外の文化圏ではチョンサム(cheongsam)の言葉が良く使われます。基本的に旗袍と考えてOKです。なお、以下の文章に付したリンクはほとんど全て外部リンクです。

Natalie is Smart Reader Kids’ Little Miss Cheongsam

まずは今月7日のボルネオ・ポスト誌からマレーシアのチョンサム・コンテスト。

スマート・リーダー社のキッズ幼稚園の子供たちがキッズ・リトル・ミス・チョンサムに参加。チョンサム衣装を着た18人のファイナリストを一目見ようと、ボルネオ島クーチンにあるアトリウムB、ヴィヴァシティ・メガモールに大勢の人が集まりました。

ともに非公開会社である国際的なスマート・リーダー社とエイム・スマート・アカデミックとが共催したこのプレゼンテーションで5歳と6歳の園児たちが参加した模様です。参加者は、衣装、才能、信頼水準、そして総合的にステージでのカリスマ性から判定されました。

スマート・リーダー・キッズ幼稚園はフランチャイズの幼稚園で、創立者をはじめ子供たちの家族は概ね華僑の方々です。

今年のイベントは学生の間で非常に人気があり、美しい衣装を紹介するためにこの大会に楽しく参加しています。子供たちが中国の伝統と文化を理解することができるから。via Natalie is Smart Reader Kids’ Little Miss Cheongsam ; BorneoPost Online | Borneo , Malaysia, Sarawak Daily News | Largest English Daily In Borneo

SmartReader®Worldwideは、マレーシア国内に約300のフランチャイズ・センターがあり、中国、ブルネイ、タイ、フィリピン、アラブ首長国連邦、ドバイ、カタール、オーストラリア、インドネシアに150以上のセンターを持っています。華僑および中国人の勢いを改めて感じさせてくれます。

参考ページ : http://www.theborneopost.com/2018/02/07/natalie-is-smart-reader-kids-little-miss-cheongsam/

Natalie is Smart Reader Kids’ Little Miss Cheongsam
KUCHING: A big crowd gathered at Atrium B, Vivacity Megamall to witness 18 finalists strutting their beautiful cheongsam outfits vying to become the Smart Reade...

コンテスト衣装やイベント衣装の場合、チョンサムは従来の定型に従ったものが着用されます。他方で、次の2つのニュースが示すようにその定型を崩そうとする動きも出てきています。次のBuroの記事を見てみましょう。

自由なチョンサム : 若手デザイナーの作品にみる旗袍の変容

Ong Shunmugam’s cheongsam collection arrives just in time for Chinese New Year

シンガポールを拠点に活躍するマレーシア人のデザイナー、プリシナ・オンのチョンサム・コレクション。

オン氏の母は中国人で父はインド人。大学卒業後にロンドン・ファッション・カレッジに留学し、帰国後の2010年に自社ブランドのオン・シュンガム(Ong shunmugam)をオープン。2012年にはパリ・コレクションに初参加。「エル」誌の授賞式に手シンガポールデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。また、2012年よりシンガポール・ナショナル・ミュージアムにて講演会を実施するなど広く活躍しています(以上は2013 シンガポール大会 | JFA 一般財団法人 日本ファッション協会を参照)

展示された12点のチョンサムは熱帯の果物からインスパイアされた新鮮な色彩ばかりですが、チョンサムとしては残念な点がいくつか。

  • 旗袍の普遍要素の3点のうち、大襟とスリットを使っていない。
  • ツー・ピースのジャケットとしてチョンサムの名前を使っている。

といったところです。12点の作品を見て行くと、これらをチョンサムと見なす根拠はスタンディング・カラー(立領)にしかありません。この領は旗袍の普遍要素の1つですが、失われた大襟とスリットを考えると、これらの作品をチョンサムと呼ぶのはどうなんでしょう…。衣服の形態が無視され、名前だけが独り歩きしている印象を受けました。

ブティックの情報は次の通りです。

Shop the Cheongsam 2018 collection at the Ong Shunmugam boutique, at 43 Jalan Merah Saga.

参考ページ : Ong Shunmugam’s cheongsam collection arrives just in time for Chinese New Year, Buro 24/7

Ong Shunmugam's cheongsam collection arrives just in time for Chinese New Year
The designer's cheongsam staples are updated in fresh colourways

Cheongsams aren’t just for skinny girls, says Khoon Hooi

デザイナーのクーン・フイ(Khoon Hooi)もコレクションをしました。彼によるとチョンサムはもはや痩せた女性(スキニー・ガール)だけが着るものではないとのこと。もはや旧暦の正月ですら伝統的なチョンサムを着る華僑の人たちはいません。なのにクーン・フイはチョンサムにこだわります。

チョンサムは、あなたが痩せているか太っているかではなく、あなたの身体的特徴に関するもので、バランスの問題です。

ある女性がストレートなボディーだとすれば、密着したチョンサムは綺麗に見えません。その場合はフレア・スカートやゆったりしたシフトカットのものを着るべきですね。

via Cheongsams aren’t just for skinny girls, says Khoon Hooi | Life | Malay Mail Online

チョンサムも着用者自身の体系に沿った作り方や着方が提案され始めていることがわかりました。最近でもイベント衣装としてのチョンサム(旗袍)は未だに窮屈なので、その限界を突破しようというのが若手デザイナーたちの目標の一つとなっています。

参考ページ : http://www.themalaymailonline.com/features/article/cheongsams-arent-just-for-skinny-girls-says-khoon-hooi#Qpe7Xmz4oIxh1rXG.97

Cheongsams aren’t just for skinny girls, says Khoon Hooi
KUALA LUMPUR, Jan 30 — With Chinese New Year just around the corner, all things Chinoserie are popping up everywhere. And then there is the eternal question...

English Summary

I studied from news of Southeast Asia. There are surprisingly many events of collections and exhibitions. Young designers are challenging new Cheongsam.

The word of Cheongsam is often used in cultural areas other than kanji including English. Basically it is OK to think it is a Qipao. In addition, almost all the links attached to the following sentences are external links.

It turned out that Cheongsam also started to be suggested how to make and wear according to the wearer’s own system. Recently Cheongsam (旗袍) as an event costume is still cramped, so going through that limit is one of the goals of young designers.