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サ行のドレス

アイテム用語集 : モードの世紀 アイテム用語集
アイテム用語集 : モードの世紀
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サ行のドレス

ファッション用語のうちアイテムについて簡潔に説明しています。ドレスの下位に区分されるアイテムを説明しています。お気に入りのアイテムを見つけて下さい。

サック・ドレス:sack dress

円筒形でウエストに切り替えのないドレス。ウエストがゆったりするが、体型によってはマタニティ・ドレスになる。

サマー・ドレス:summer dress

作品例

「リゾートの朝のきもの」伊東茂平・伊東孝のデザイン。「私のきもの」1958年夏号(第48輯)、1頁。

「リゾートの朝のきもの」伊東茂平・伊東孝のデザイン。「私のきもの」1958年夏号(第48輯)、1頁。

リゾートのゴルフで有名な伊豆伊東の川奈ホトロテルを背景に、ポーズをとったサマー・ドレスはきれいでした。きものはやはり、それを着る場所と調和したときが、いちばん美しくなるものです。このきれは、青と緑の大きなリンゴが、厚く手木綿に印刷されたものですが、それが面白いストロー・ハットに調和して、いかにもリゾートのモーニング・ドレスらしい感じを出しています。このきものは衿明がとても大きく、カラーが肩を外れているので、胸の共地ボウの紐が衿の下をくぐって、下着の肩紐のようにつけられています。(生地・レナウン)

サラファン:sarafan(ロシア語)

ロシアの婦人が着る民族衣装で、胸部から靴を覆うまでの長い丈のジャンパー・スカート。腰部から下にギャザーやプリーツを施すことが多い。生地はブロケードがよく使われた。

辞書批判

グローバル化とコスプレ化を終えた現代からみると、ロシアの婦人が着るというのは説明にならない。《ロシアの婦人が着た》と過去形にすべき。民族衣装という語句も不要。

サリー:saree, sari(ヒンズー語)

インドの婦人が着用する巻衣の民族衣装。ボイルや紗などの薄地が多い。幅は1メートルほどで長さが4メートルから10メートルほどの布を巻いて着る。巻きつけは腰からはじめ、余った部分は頭に巻き付けるか肩から後へ流すことが多い。接膚衣(接皮衣)にはチョリという短いブラウスとペチコートを着けることが多い。

辞書批判

グローバル化とコスプレ化を終えた現代からみると、インドの婦人が着るというのは説明にならない。《インドの婦人が着た》と過去形にすべき。民族衣装という語句も不要。

サン・ドレス:sun dress

身体が日光を浴びるためのドレス。つまり日光浴向けドレス。その意味ではサマー・ドレスの一種。胸部や背中を大きく開け、おもに海岸や高原で着る。現代ではボレロやショート・ジャケットと組み合わせることも多い。海岸で着るとビーチ・ドレスともいう。

シェイプド・ドレス:shaped dress

とくに胸部から臀部にかけて身体の線を強調したボディコンシャスなドレス。マリリン・モンローに象徴的な1950年代風。

辞書批判

ボディコンシャスなシェイプド・ドレスの説明に《女らしい》という表現を加える辞書もあるが(バンタン[2003]99頁)、この表現はXラインが女性らしさになった1950年代から1990年代頃まで有効なだけである。

シース・ドレス:sheath dress

シースは刀剣の鞘のこと。身体にピッタリフィットした細長いシルエットのドレスをシース・ドレスという。鉛筆にも似てるとのことでペンシル・ドレスともいわれる。

辞書批判

身体にピッタリフィットしたシルエットはふつう刀剣の鞘や鉛筆のようにはならない。この点について「キモノ・スリーブ:日本での誤用とその背景」を参照されたい。

ジップ・アップ・ドレス:zip-up dress

ふつうは隠す着脱用ジッパーを目立たせたドレス。

シフト・ドレス:shift dress

シフト(シュミーズ)のようにウエストに切替がなく肩から下に垂れた、細身のシルエットを特徴にしたドレス。ゆったりさから見てシース・ドレスとサック・ドレスの間に位置する。これら3点はいずれもウエスト開放型ドレスとして1950年代後半から1960年代前半にかけて大流行。シュミーズ・ドレスとも。

シャズブル:chasuble(フランス語)

聖職者が身に着けているポンチョのことで、最も外側に着る典礼用ベスト。上祭服、カズラ、チャズブルとも。

シャツ・ドレス:shirt dress

シャツの丈を下に延ばしたようなドレス。フロントに長い前立てをもち、シャツ・カラーやシャツ・スリーブやポケットが付いている。ベルトでウエストを締めることが多い。シャツウエスト・ドレスやサファリ・ドレスともいう。

シャード・ドレス:shirred dress

襞寄せの多いドレス。横に襞寄せしたものが多い。シャーリング・ドレスとも。

辞書批判

文化[2006]4頁はシャード・ドレスとシャーリング・ドレスを別に設定している。元の動詞シャー(shirr)からみてシャードは過去分詞、シャーリングは現在分詞で、襞寄せを意味する点に違いはない。しかし同書では襞寄せをしたドレスをシャード・ドレスといい、シャーリングしたドレスをシャーリング・ドレスと呼んでいる。両項目は連続して登載されているのに校正されていないのかという疑念あり。

ジャンパー・ドレス:jumper dress

ノースリーブかショート・スリーブのドレス。ブラウスやセーターの上に着るので衿ぐりや袖ぐりにゆとりをもつ。

作品例

原田清香のデザインしたジャンパー・ドレス。

原田清香のデザインしたジャンパー・ドレス。「私のきもの」1960年10月(第60輯)、90頁。

ジャンパー・ドレスとセーターの組み合わせ。ブルゾンとプリーツのある身頃はモス・グリーンのウール地を使っています。胸元と袖は白色の毛糸で畝編みしたもの。キャンパス・ウェアにもってこい。(生地・京都・由忠・ロマンテックス。

シリンダー・ドレス:cylinder dress

シリンダー状(円柱状・円筒状)にHラインになったドレス。

シンプル・ドレス:sipmle dress

装飾が少ないデザインのドレス。

スキニー・ドレス:skinny dress

身体に密着したドレス。スキニーはスキン(皮膚)の形容詞。

辞書批判

バンタン[2003]101頁は身体に密着した意味でストロー・ドレスと記すが、ストローは円筒なので間違い。細くて円筒のドレスをストロー・ドレスという。

スーツ・ドレス:suits dress

ジャケットとドレスのアンサンブルか、上下に分かれているように見えるドレス。

ステップイン・ドレス:step-in dress

上から被るのではなく足から着るドレス。

スパイラル・ドレス:spiral dress

スパイラル状(螺旋状)に布を使ったドレス。

辞書批判

文化[2006]5頁は「螺旋形に布を裁って」と記すが、そういう風に布を着ることはできない。布は直線や曲線に切るしかできない。

スモック・ドレス:smock dress

ギャザーやタックを使った、スモックのようにゆったりしたドレス。

辞書批判

文化[2006]5頁にもバンタン[2003]101頁にもスモックの丈を長くしたドレスと記されているが過ち。スモックは丈の長めのゆったりとした上着のことで、昔は服を汚さぬ目的で仕事着としてドレスの上から着ていた。したがってスモックとドレスは丈の長さが近いことも多かった。さらに、最近はドレスとして外衣に着ることも増えているので、わざわざスモック・ドレスと項目を設定したのは時代遅れ。

スリップオン・ドレス:slip-on dress

頭から被るドレス。ふつう肩紐で留めるので薄地になる。したがってスリップに近いものとなる。スリップ(slip)やスリップ・ドレスはその略語か。

辞書批判

文化[2006]5頁は「ボタンやファスナーなどの留め具がなく」と記す以上、代わりに何で留めるかも記すべき。

セーター・ドレス:sweater dress

セーターを臀部が隠れる以上に丈を伸ばしたドレス。ニット・ドレスの一種。ふつう、ドレスは織物を裁断して作られる。

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