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コート・ドレス:アンドレ・クレージュ(1965年)

アンドレ・クレージュのコート・ドレス(羊毛・絹、1965年) 写真批評
アンドレ・クレージュのコート・ドレス(羊毛・絹、1965年)Coatdress, André Courrèges, 1965 (via The Met)
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ここに紹介しているのはアンドレ・クレージュ(André Courrèges)が1965年に発表したコート・ドレスです。

いずれも輪郭はAライン、衿は折衿です。左右腕の付根(アームホール)から曲線で胸元まで、直線でドレス裾まで縫目が続いています。これはプリンセス・ラインといいます。

コート・ドレス : アンドレ・クレージュのコート・ドレス(羊毛・絹、1965年)

アンドレ・クレージュのコート・ドレス(羊毛・絹、1965年)Coatdress, André Courrèges, 1965 (via The Met)

作品分析

前方の作品には紺色の縁取りが施されており、表地と衿裏側(見返し)は白色です。設計はシンプルですが紺白の縁取りの対照性が強い仕上がりです。ボタンは左右に4個ずつで二重打ち合わせと考えられます。ポケットは左右1個ずつ。これらは装飾用か実用かは写真では分かりません。

後方の作品はおそらく2枚組です。中側は表地が白色のドレスで、外側は上衣のジャケットで、表地が赤色、衿裏側(見返し)が白色です。縁取りが施されているように見えますが、これは装飾用の縫いつけ(stitch)です。白地のドレスと対照的になっています。

ドレスにボタンが左右に2個ずつ、珍しく身頃下部の中心に1個設置されています。慣習上、ボタンは片方の身頃に出現するように設計されます。ジャケット裾の線が下に丸くなっているため、一番下のボタンは1個になっているわけです。

一番上の1個ずつは装飾用です。2番目の左右のボタンは二重打ち合わせとなっていて、実際に機能しているボタンです。ポケットは左右1個ずつです。スカートにもポケットが左右に1個ずつあります。袋を作る縫目が見当たらないので、これら4か所のポケットは装飾でしょう。スカートには中心部に縫目があります。

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