新しいファッション史

モードの世紀は、人類のファッション史をまとめ直し、躍動感ある歴史を描きます。
主にフランス、イギリス、イタリア、アメリカ、中国、台湾、日本に注目します。

これまでのファッション史は西洋か日本か、意味不明の二項対立に固執しました。
和洋。何て厚かましい言葉でしょう。

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書籍評論

書籍評論

モード・イン・ハリウッド : 映画衣装の入門書として最適

『モード・イン・ハリウッド』は、ハリウッド映画と衣装の見えないドラマを掘り起こして、ファッション業界誌「繊研新聞」にサタデー・スペシャルとして連載を続けている一部をまとめた本です。映画のクレジットにデザイナー名は出てきますが、きちんと映画を論じた批評や評論に服飾を焦点にしたものはほとんどありません。映画と衣装の関係を知りたい場合、この本から出発するのがお勧めです。
2019.02.14
書籍評論

Shoes : A Celebration of Pumps, Sandals, Slippers & More

19世紀・20世紀に制作され利用もされた靴の図録です。1~3足の靴ごとに1頁の簡単な説明が付されていて、靴の素材、形態、社会状況を知ることができます。
2019.02.14
書籍評論

日本映画女優史 : これだけで20世紀を鳥瞰できる

日本映画女優史 : 1910年代半ばの女形の時代から60年代半ばのポルノの登場まで、約半世紀の日本映画に出演した女優たちを紹介しています。構成を見ますと、前半は日本映画女優史フォトアルバム(約160頁)、後半は文章中心の日本映画女優史(写真は1頁1点ほど)が約70頁、最後に主要映画女優名鑑が約30頁です。分量的にこれ一冊で戦前・戦後の映画女優史を鳥瞰できます。
2019.02.15
書籍評論

服飾の歴史をたどる世界地図 : 意外なルーツと変遷とは?

本書を読めば、着物とチマ・チョゴリの関係や、チャイナドレスがアオザイに与えた影響、ファッション先進地としてのオリエント地方、スカート文化圏とズボン文化圏の分布などの興味深い話が活き活きと伝わってきます。
2019.02.14
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アメリカ映画女優史

アメリカ映画女優史 : アメリカ映画が日本で上映され始めた1913年頃から約半世紀が過ぎて出版されました。その間に何世代かの映画ファンが日本で育ち、それぞれの時代のファンに共感を呼ぼうとするのが本書の意図です。関東大震災、アジア太平洋戦争などで、映画ファンにはブロマイドや雑誌類を焼失した人も多く、懐古的に(ノスタルジックに)映画を振り返ってもらうという暖かさのこもった本です。
2019.02.14
書籍評論

エル Elle : 1945年創刊の女性向けファッション雑誌

エル Elle は1945年にフランスで創刊された女性向けファッション雑誌です。当初は週刊誌で、婦人服・子供服のデザイン、編物、手芸その他の一般記事も多く載っていました。Elleはフランス語で「彼女」の意味。この雑誌は服の選び方,着こなしなどに独特のセンスがあり、洋服のカラーは〈エル・カラー〉として高く評価されています。
2019.01.23
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あなたのTシャツはどこから来たのか ?

あなたのTシャツはどこから来たのか? : 筆者の綿Tシャツの誕生に関わった人々と政治と市場経済の物語、グローバル化の物語です。原綿生産から綿糸・綿織物生産にいたるまで、悪は中国のみならず世界に蔓延していること、そして脱出できない経済状況に私たちが置かれていることを考えさせらます。
2018.11.10
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People in Vogue

People in Vogue は『Unseen Vogue』の姉妹版で、こちらは雑誌「VOGUE」の写真から著名人を集めたものです。王女、ロック・スター、モデル、俳優、社交界の花、世界的指導者、等々が惜しみなく出てきます。
2018.12.30
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Unseen Vogue

Unseen Vogue は雑誌「VOGUE」の未発表写真を集めたもので、語られなかった多くの物語が結集しています。British Vogueに保管されている150万枚の画像から、今までに見たことのない(Unseenの)300枚強の写真が選ばれています。
2019.02.15
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ヘルムート・ニュートン写真集

ヘルムート・ニュートン写真集 : ベルリン新ナショナルギャラリーで行なわれたヘルムート・ニュートン写真展の図録として作られたものです。1920年にベルリンに生まれて以来、知性と芸術の最先端に位置するこの都市と関わり続けてきた写真家の80歳を祝福する本でもあります。
2018.12.30
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東インド会社 巨大商業資本の盛衰 浅田實

東インド会社 : 東方への憧憬を我が物にしようとするヨーロッパの動きの中で東インド会社が果たした役割をコンパクトにまとめた本です。東インド会社の歴史は、グローバル時代に様々な形で教訓を与えました。17世紀頃までのヨーロッパはインドや中国に強烈な憧憬をもっていました。
2018.11.10
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性とスーツ : 現代衣服が形づくられるまで

性とスーツ : モダンな男性のテイラード・スーツを主に取り扱い、スーツを帰結とする近現代の男性衣装の展開を概観しています。また、それに呼応した女性衣装も20世紀を中心に取り上げられています。男性服の歴史を見ると女性服の歴史が意外に分かりやすいと知りました。
2019.01.14
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エロチックな足 足と靴の文化誌 : 足と脚のもつ威力と魅力

エロチックな足 足と靴の文化誌 : 数々の性欲を刺激する特徴を作りだした器官として足を捉え、靴を人間に奉仕する以上のものとして捉え、足と靴のもつエロティック(性的)な側面を数々の逸話で満たしたものです。中でもセックス・アピールをするのは女性の足だと述べています。
2018.12.30
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上海名媛旗袍寶鑑

上海名媛旗袍寶鑑 : 宋慶齢をはじめ上海の著名女性たちが着た60点の海派旗袍(上海旗袍)を収めた図録です。一人当たり2~6ページを割き、各女性の略伝を中国語繁体字と英語で綴っています。女性たちの持っていた旗袍にも多くのページが割かれ、全体像と拡大像が表示されています。
2019.02.14
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女官通解 : 女官たちの仕事内容が網羅的にわかる

女官通解 新訂 : 漢文・国文の古典を整理し、女官(女性官僚・女性職員)たちの仕事内容を網羅的にまとめた著書。対象の時代は平安期ですが、大宝律令から養老律令までの諸法令との比較もなされており、古代法制史の段階的変化がよくわかります。
2018.11.10
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モデラート・カンタービレ : 恋愛エクスタシー5秒前

モデラート・カンタービレ : マルグリット・デュラスの小説 から恋愛のモードとエクスタシーを考えています。
2019.01.26
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モードの物語 パリ・ブランドはいかにして創られたか

モードの物語 パリ・ブランドはいかにして創られたか : 注文服業界(オート・クチュール業界)や既製服業界(プレタ・ポルテ業界)の動向からパリの衣料品ブランドが確立されていった点を詳しく説明しています。言い換えますと「ファッションビジネスにおける冒険と挫折、創造と発展の物語」(7頁)で、そのため、各企業やその創業者(兼設計師)も含めた経営面の話が中心になっています。
2019.02.10
書籍評論

モードの体系 : その言語表現による記号学的分析

流行雑誌には贅沢な図版がたくさん用いられていますが、本書は<現実を制定することばから出発>(8頁)して、雑誌類の言葉の分析に終始します。
2019.02.14
書籍評論

もっとも影響力を持つ50人のファッションデザイナー

もっとも影響力を持つ50人のファッションデザイナー : 近代のポール・ポワレから現代のフセイン・チャラヤンまで、ファッションの歴史で最も影響力が強い50人のデザイナーを紹介した本です。近年のモード界のデザイナーを知るにはこの1冊を強く勧めます(他の本は不要です)。
2019.01.26
書籍評論

ファッション中毒 : スタイルに溺れ、ブランドに操られるあなた

ファッション中毒 : 有名ファッション誌の編集者、ファッション・ジャーナリストとして活躍する著者が業界内部から行なった問題提起の著書です。とはいえ業界の悪い側面がいくつも明らかにされる一方で、ファッション中毒から抜けられない消費者たちの肩を持つ観点もあり、読者は悲惨な現状を理解しながらも少し余裕を持って読み進めることができます。
2018.02.22
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