モードの書評記事一覧

モードの書評

モードの書評 : モードの現状や歴史を勉強する上で、ぜひ参照してほしい推薦図書を厳選して書評しています。ご紹介している図書は、辞典・事典、図鑑・写真集、専門書、一般書です。各記事のリンク先の一部はネット書店amazonです。

ファッションやモードを勉強するのに他は要りません。中でも次の写真はトップテンです。これらの簡単なコメントはこちらをご覧ください。

モードの書評 : モードの世紀が推薦するモードの書籍はこの10冊です!

ブランドの世紀 / 山田登世子

ブランドの世紀 : 本書はブランドはどのように成立したのか、海外ブランドになせ日本の消費者はあこがれるのか、などの疑問を解決するために、前史として欧米ブランドの歴史を分かりやすく紹介しています。貴族社会の黄昏から近代社会が誕生する頃の事情(ブランド前史)をロンドンとパリから出発し、ブランド好きな消費大国としてアメリカと日本(東京)を取り上げています。

記事を読む

性とスーツ 現代衣服が形づくられるまで 2回目の書評

性とスーツ 現代衣服が形づくられるまで : 本書は古い服飾文化史で置き去りにされてきた男性スーツを再評価したファッション学です。ファッション史上でスーツが定着していく前後の歴史や女性ファッションへの男性ファッションの影響を知ることができます。スーツは200年近く生き延びてきた事実があり、本書はその事実の謎解きに迫った本です。

記事を読む

Courreges, fashion memoir : 見たことのない写真がちらほら

Courreges, fashion memoir : 本書はアンドレ・クレージュの経歴やデザインに詳しいです。本格的にクレージュを調べてみようと思わせてくれた本です。写真は45点、うちカラーは28点。薄い本ですが少数精鋭でクレージュらしさの伝わる写真が選ばれています。伝記がほとんど出ていない上、見たことのない写真がちらほら載っているので是非お勧めします。

記事を読む

Chanel : The Couturiere at Work

本書はガブリエル・シャネルのデザインした衣服を時系列に追った作品の歴史です。写真は半分がガブリエル本人の着用写真、半分が他の人々の着用写真。イラストも少し載っています。写真・イラストは1頁あたり1~2点。画像資料の多さに負けずたくさん説明があり解説が鋭いです(後述)。英語なのでちょっとしんどいですがお勧めです。

記事を読む

魅惑という名の衣裳 : ハリウッド・コスチュームデザイナー史

魅惑という名の衣裳 : ハリウッド・コスチュームデザイナー史 / 本書はビデオで再現できるハリウッドのコスチューム・デザイナー史です。1987年に創刊された雑誌「ビデオ・デイズ」の連載をまとめ直したもので、対象映画は1990年頃まで。映画衣装はハリウッド映画史で陰の存在となってきました。アカデミー賞に衣装賞が加えられたのは1948年、戦後のことです。

記事を読む

目でみる女性ファッション史 : 青木英夫・メイS青木

目でみる女性ファッション史 : 本書は1858年から1975年初頭までを扱った西洋ファッション史です。文字サイズが大きめなので読みやすく、白黒ですが写真が多いので楽しく読めます。フレデリック・ワース以後のデザイナーと作品を中心に、同時代の資料(とくにファッション・プレートや雑誌など)を主に用い、社会的背景を眺めながら述べています。

記事を読む

The Swinging Sixties : An iconic decade in pictures

The Swinging Sixties : 本書はスウィンギングと呼ばれた1960年代の写真集です。1頁あたり1点の写真を載せて簡潔なフレーズと説明を添えています。読みやすく見やすく、300頁弱あるので読み終えた時に1960年代に詳しくなっています。

記事を読む

民族衣装絵事典 装いの文化をたずねてみよう

本書は世界各地の民族衣装を紹介した本です。子供向けに絵図や写真を豊富に使っているので、民族衣装を理解しやすくなっています。文章には全ての漢字によみがなが振られているので、親子で読んだり子供一人で読んだり、楽しく読めます。また、本書を勧める理由は民族衣装への偏見のない、平坦な理解にあります。洋服の民族衣装への影響を明記している点は類書には見られません。

記事を読む

マネキン 美しい人体の物語 : 改めて考えさせられました

マネキン 美しい人体の物語 : 七彩工芸(現・七彩)で長年にわたりマネキン制作に従事してきた著者が、マネキン制作という仕事を振り返った本です。日本のマネキンの通史もあり、海外のマネキン事情もあり、写真が豊富です。ファッション・デザイナーや芸術家たちとマネキンとの関わりも随所で挿入され、マネキンからみたモード史という風にも読めます(三宅一生や岡本太郎など)。

記事を読む

世界旅行 民族の暮らし 着る・飾る

民族衣装の本はいくつか持っているので不要かと思いながら確認すると、責任編集者に大丸弘と記されているので迷わず購入。出版された1982年当時、国立民族学博物館の新進気鋭を集めた図鑑であり、硬質な論文集でもあります。

記事を読む