モードの書籍記事一覧

モードの書籍

モードの書籍 : モードの現状や歴史を勉強する上で、ぜひ参照してほしい推薦図書を厳選して書評しています。ご紹介している図書は、辞典・事典、図鑑・写真集、専門書、一般書です。各記事のリンク先の一部はネット書店amazonです。

ハートの本

The Swinging Sixties : An iconic decade in pictures

The Swinging Sixties : 本書はスウィンギングと呼ばれた1960年代の写真集です。1頁あたり1点の写真を載せて簡潔なフレーズと説明を添えています。読みやすく見やすく、300頁弱あるので読み終えた時に1960年代に詳しくなっています。

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民族衣装絵事典 装いの文化をたずねてみよう

本書は世界各地の民族衣装を紹介した本です。子供向けに絵図や写真を豊富に使っているので、民族衣装を理解しやすくなっています。文章には全ての漢字によみがなが振られているので、親子で読んだり子供一人で読んだり、楽しく読めます。また、本書を勧める理由は民族衣装への偏見のない、平坦な理解にあります。洋服の民族衣装への影響を明記している点は類書には見られません。

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マネキン 美しい人体の物語 : 改めて考えさせられました

マネキン 美しい人体の物語 : 七彩工芸(現・七彩)で長年にわたりマネキン制作に従事してきた著者が、マネキン制作という仕事を振り返った本です。日本のマネキンの通史もあり、海外のマネキン事情もあり、写真が豊富です。ファッション・デザイナーや芸術家たちとマネキンとの関わりも随所で挿入され、マネキンからみたモード史という風にも読めます(三宅一生や岡本太郎など)。

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世界旅行 民族の暮らし 着る・飾る

民族衣装の本はいくつか持っているので不要かと思いながら確認すると、責任編集者に大丸弘と記されているので迷わず購入。出版された1982年当時、国立民族学博物館の新進気鋭を集めた図鑑であり、硬質な論文集でもあります。

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恋愛と贅沢と資本主義 : 経済社会のエンジンは何か?

恋愛と贅沢と資本主義 : 著者のヴェルナー・ゾンバルトはマックス・ウェーバーと並び称されたドイツの経済史家です。マックス・ウェーバーが資本主義成立の要因をプロテスタンティズムの禁欲的倫理に求めたのに対し、ゾンバルトは本書で奢侈・贅沢こそエンジンだと結論づけました。地味な経済史分野でこれほど抱腹絶倒を約束してくれる本は、まずありません。

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ジョン・トムソン 晚清碎影 約翰・湯姆遜眼中的中國

ジョン・トムソン : 四年前、夫と雲南民族博物館の本屋でこのジョン・トムソンの「晩清砕影」を見つけました。私はこの表紙の女の子に一目惚れして、どうしてもこの本を欲しかったのです。ここは市内の本屋には滅多に置いてない大型図鑑や写真集などが多いです。どれも捨てがたい貴重な資料ばかりです。

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ヴォーグ: VOGUE

ヴォーグ Vogue は1892年にアメリカで創刊したファッション雑誌です。ファッション誌の代名詞になるほど有名な女性雑誌です。ヴォーグ は「流行や人気」の意味をもつことから、この雑誌は文字どおり新しい流行を先取りした流行雑誌ともいわれます。

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縞模様の歴史 悪魔の布

本書は、縞模様(ストライプ)の服装に見られる昔と今を述べたものです。ヨーロッパ中世において縞模様の衣服は、売春婦、死刑執行人、旅芸人たちに限られていました。現代では大胆な印象を与えますが、縞模様は異端や排除の対象にはなりません。

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苧麻・絹・木綿の社会史

本書は、いつどのように苧麻・絹・木綿が栽培され、利用されていったかを文献史料と類推から述べたものです。古代・中世・近世の衣料原料の生産と、それをめぐる政治・社会経済的関係を考察した研究はありません。本書は、その盲点を系統的に、歴史展開の筋道として見通すことを目的にしています。

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モード・イン・ハリウッド : 映画衣装の入門書として最適

『モード・イン・ハリウッド』は、ハリウッド映画と衣装の見えないドラマを掘り起こして、ファッション業界誌「繊研新聞」にサタデー・スペシャルとして連載を続けている一部をまとめた本です。映画のクレジットにデザイナー名は出てきますが、きちんと映画を論じた批評や評論に服飾を焦点にしたものはほとんどありません。映画と衣装の関係を知りたい場合、この本から出発するのがお勧めです。

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