モード史を学ぶマストブック10冊

メディア批評

写真批評

グレタ・ガルボの顔:彫刻の顔と観念の顔

グレタ・ガルボの顔 : ロラン・バルト「ガルボの顔」(篠沢秀夫訳)を転載しています。グレタ・ガルボの冷徹で石膏のような顔について、称賛に満たされたエッセイをフランスの哲学者ロラン・バルトが論じています。たまに彼は同時代頃の女優やファッション・デザイナー(衣服設計師)を述べることがあり関心の面白い学者です。
2019.03.22
写真批評

恍惚対世界 笔直対自己:フェイ・ウォン(王菲)

恍惚対世界 笔直対自己 : 王菲 Faye Wong in Harper's Bazaar, China, 2011.10. フェイ・ウォン、『ハーパース・バザー』中国版、2011年10月号。撮影 : 陳漫(Studio6)、化粧 : Zing@ZING the makeup school、髪型 : Vic Kwan@ii hair & nail、Stylist: Lucia Liu
2019.04.17
書籍批評

服飾の歴史をたどる世界地図:意外なルーツと変遷とは?

本書を読めば、着物とチマ・チョゴリの関係や、チャイナドレスがアオザイに与えた影響、ファッション先進地としてのオリエント地方、スカート文化圏とズボン文化圏の分布などの興味深い話が活き活きと伝わってきます。
2019.03.23
書籍批評

Elegant French Fashions of the Late Nineteenth Century

Elegant French Fashions of the Late Nineteenth Century : 本書はイラスト集です。19世紀後半に最も人気のあったフランスのファッション定期刊行物「La Mode Illustree」から、1886年に女性の同時代衣装を細かく描いた絵が51点集められています。
2019.04.10
書籍批評

アメリカ映画女優史

アメリカ映画女優史 : アメリカ映画が日本で上映され始めた1913年頃から約半世紀が過ぎて出版されました。その間に何世代かの映画ファンが日本で育ち、それぞれの時代のファンに共感を呼ぼうとするのが本書の意図です。関東大震災、アジア太平洋戦争などで、映画ファンにはブロマイドや雑誌類を焼失した人も多く、懐古的に(ノスタルジックに)映画を振り返ってもらうという暖かさのこもった本です。
2019.03.23
写真批評

シーサイド・トワル&フランス風トワル:1886年

Seaside toilette : (左)ソリッド・クリーム色のポンジーとダリアを模した同ポンジーの有名なシーサイド・トワル。 模様入りのスカートは裾に刺繍が施され、幅広いダリア色のベルベットの上に広がっています。(右)蛇色の青い泡の中で揺らいだスカートは2つの深い縫い目で覆われ、裾には刺繍が施されています。 背中はフェール・スカートの上に落ちています。
2018.10.23
写真批評

クプファー・サックス:ブロンド・ヴィーナス

1932年公開の映画『ブロンド・ヴィナス』(Die Blonde Venus)の多色刷り宣伝ポスター。この映画はキャバレーの歌手が重病の夫の手術のために大金を払う設定です。
2018.11.10
写真批評

寵姫ズムルン テーオ・マテイコ:ドイツの絵葉書から

これは1996年にドイツのベルリンへ行った時、ドイツ歴史博物館で買った絵葉書です。元は、ポーラ・ネグリ主演の映画『寵姫ズムルン』(監督:エルンスト・ルビッチ)の宣伝ポスターです。
2018.12.30
書籍批評

あなたのTシャツはどこから来たのか ?

あなたのTシャツはどこから来たのか? : 筆者の綿Tシャツの誕生に関わった人々と政治と市場経済の物語、グローバル化の物語です。原綿生産から綿糸・綿織物生産にいたるまで、悪は中国のみならず世界に蔓延していること、そして脱出できない経済状況に私たちが置かれていることを考えさせらます。
2019.04.10
書籍批評

People in Vogue: A Century of Portraits

People in Vogue は『Unseen Vogue』の姉妹版で、こちらは雑誌「VOGUE」の写真から著名人を集めたものです。王女、ロック・スター、モデル、俳優、社交界の花、世界的指導者、等々が惜しみなく出てきます。
2019.03.23
書籍批評

Unseen Vogue

Unseen Vogue は雑誌「VOGUE」の未発表写真を集めたもので、語られなかった多くの物語が結集しています。British Vogueに保管されている150万枚の画像から、今までに見たことのない(Unseenの)300枚強の写真が選ばれています。
2019.03.23
書籍批評

ヘルムート・ニュートン写真集:ベルリンで行なわれた写真展の図録

ヘルムート・ニュートン写真集 : ベルリン新ナショナルギャラリーで行なわれたヘルムート・ニュートン写真展の図録として作られたものです。1920年にベルリンに生まれて以来、知性と芸術の最先端に位置するこの都市と関わり続けてきた写真家の80歳を祝福する本でもあります。
2019.03.23
書籍批評

東インド会社 巨大商業資本の盛衰 浅田實

東方への憧憬を我が物にしようとするヨーロッパの動きの中で東インド会社が果たした役割をコンパクトにまとめた本。東インド会社の歴史はグローバル時代に様々な形で教訓を与えました。17世紀頃までのヨーロッパはインドや中国に強烈な憧憬をもっていました。
2019.03.23
映画批評

香港の旗袍:「花様年華」の全ては旗袍から始まる

香港の旗袍 : 「花様年華」の全ては旗袍から始まる : この記事は、姜鑫『春光映画 王家衛』中国广播电视出版社, 2004年、152~153頁<由旗袍開始>を翻訳・補足したものです。これは王家衛(ウォン・カーウァイ)監督の映画『花様年華』を述べたエッセイで、同監督の作風に触れながら、1960年代香港に成立した花様年華の意味を見事に捉えたものです。 香港の旗袍に特有の意味を感じて下さい。
2019.03.23
映画批評

ウィリアム・チャンの語る「花様年華」の旗袍

ウォン・カーウァイ監督「花様年華」の旗袍はウィリアム・チャン(張叔平)がデザインしました。用語の( )は私の注釈です。
2019.04.02
映画批評

マギー・チャンの旗袍:「花様年華」にみる香港の回顧的身体

この映画『花様年華』で蘇麗珍を演じたマギー・チャン(張曼玉)は一つの確固たる役割を作りました。この作品は1920年代上海を60年代香港に再現したものですが、蘇麗珍という登場人物、張曼玉という女優、長衫(旗袍)という衣装によって、その再現が実現しました。
2019.03.17
書籍批評

性とスーツ:現代衣服が形づくられるまで

性とスーツ : モダンな男性のテイラード・スーツを主に取り扱い、スーツを帰結とする近現代の男性衣装の展開を概観しています。また、それに呼応した女性衣装も20世紀を中心に取り上げられています。男性服の歴史を見ると女性服の歴史が意外に分かりやすいと知りました。
2019.03.23
書籍批評

エロチックな足 足と靴の文化誌:足と脚のもつ威力と魅力

エロチックな足 足と靴の文化誌 : 数々の性欲を刺激する特徴を作りだした器官として足を捉え、靴を人間に奉仕する以上のものとして捉え、足と靴のもつエロティック(性的)な側面を数々の逸話で満たしたものです。中でもセックス・アピールをするのは女性の足だと述べています。
2019.06.21
書籍批評

上海名媛旗袍寶鑑

上海名媛旗袍寶鑑 : 宋慶齢をはじめ上海の著名女性たちが着た60点の海派旗袍(上海旗袍)を収めた図録です。一人当たり2~6ページを割き、各女性の略伝を中国語繁体字と英語で綴っています。女性たちの持っていた旗袍にも多くのページが割かれ、全体像と拡大像が表示されています。
2019.04.08
映画批評

彼女について私が知っている二、三の事柄:彼女とは女優とパリ

彼女について私が知っている二、三の事柄 : この映画は、1960年代パリの都市再開発と、分断されて枯れ切った住民の生活とを、マリナ・ヴラディという団地妻・主婦の日常から描いた作品です。ゴダールの映画が物語からエッセイに変わった最初の作品とされています。
2019.03.30
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