書籍批評

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縞模様の歴史 悪魔の布:ストライプにみられる昔と今

本書は、縞模様(ストライプ)の服装に見られる昔と今を述べたものです。ヨーロッパ中世において縞模様の衣服は、売春婦、死刑執行人、旅芸人たちに限られていました。現代では大胆な印象を与えますが、縞模様は異端や排除の対象にはなりません。
2019.06.28
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ブルー・ジーンズの文化史:リーバイ・ストラウス社監修

ジーンズを愛する人が楽しく書いたのだなと感じる一冊です。、今や最も多く着用される衣料品であり、また、オークションにも頻繁に出品され落札されるヴィンテージ文化の代表的存在でもあります。
2019.05.14
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放浪のデニム:グローバル経済に翻弄されるジーンズの世界

放浪のデニム : 普段よく穿くジーンズを通じてグローバル経済を述べたものです。重層的に製造される衣料品には「Made in」のラベルが意味の無いものだということを知ります。本書の一番の醍醐味は世界中に蔓延している「Made in China」の製品が中国製ではない点を指摘した点です。
2019.06.21
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かぶりもの・きもの・はきもの:民俗民芸双書

かぶりもの・きもの・はきもの : 本書は、著者の父・宮本勢助の影響から、日本の服物・服装の種類と変遷と系統について書かれた本です。父勢助の研究法である文献史料、民俗調査、服物収集を踏襲して書かれているので、概ね民俗学的な衣服史となっています。本書の構成は2部構成で、前半に「服装の種類と変遷」、後半に「服物の種類と変遷」に分かれています。
2019.03.23
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苧麻・絹・木綿の社会史 「新・木綿以前のこと」を加筆

本書は、いつどのように苧麻・絹・木綿が栽培され、利用されていったかを文献史料と類推から述べたものです。古代・中世・近世の衣料原料の生産と、それをめぐる政治・社会経済的関係を考察した研究はありません。本書は、その盲点を系統的に、歴史展開の筋道として見通すことを目的にしています。
2019.03.04
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デニム・バイブル:グラハム・マーシュほか

デニム・バイブル : 本書はデニム・パンツ(ジーンズ)の歴史を述べた本です。章冒頭に時代背景の説明、本文の多数の写真に簡潔な説明があります。
2019.07.20
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モード・イン・ハリウッド:映画衣装の入門書として最適

『モード・イン・ハリウッド』は、ハリウッド映画と衣装の見えないドラマを掘り起こして、ファッション業界誌「繊研新聞」にサタデー・スペシャルとして連載を続けている一部をまとめた本です。映画のクレジットにデザイナー名は出てきますが、きちんと映画を論じた批評や評論に服飾を焦点にしたものはほとんどありません。映画と衣装の関係を知りたい場合、この本から出発するのがお勧めです。
2019.03.23
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グレタ・ガルボ マレーネ・ディートリッヒ:世紀の伝説 きらめく不滅の妖星

1930年代のハリウッド映画で人気を二分したグレタ・ガルボとマレーネ・ディートリッの経歴、作品解説、評論、出演場面を収めています。映画場面の写真が多く、合間を縫って経歴や作品解説や評論がひしめき合っています。かなり凝集度の高い出来栄えで、彼女たちのファンはぜひ持っておきたい一冊です。
2019.03.23
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フィルム・スタディーズ事典 映画・映像用語のすべて

フィルム・スタディーズ事典は、映画・映像に関する用語・人名・作品名を収録した用語事典です。映画産業と映画研究の両方で専門用語が発達しすぎたため、本書は入門的参考書をめざして分かりやすく説明されています。入門書を目指しているので読みやすさは抜群です。
2019.03.23
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映画の教科書 どのように映画を読むか

映画の教科書 : 著者ジェイムズ・モナコは、これまで見落とされやすかった映画産業と、その背景となる社会政治面にも言及できる珍しい研究者。非常に複雑な技術を要する映画を位置も簡単に説明し、それでいて各映画作品のもつ醍醐味や時代的位置づけも的を得ていて、バランスが良いと感服しました。
2019.03.23
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