モード史を学ぶマストブック10冊

書籍批評

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モードの体系:その言語表現による記号学的分析

流行雑誌には贅沢な図版がたくさん用いられていますが、本書は<現実を制定することばから出発>(8頁)して、雑誌類の言葉の分析に終始します。
2019.03.23
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ファッションクロノロジー:NJ・スティーヴンソン

写真を豊富に掲載し、代表的な衣装や化粧などを丁寧に説明しているので、ファッション年代記がよく分かります。著者のNJ Stevensonはロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業し、1996年からファッション・ライターやスタイリストとして活躍しています。
2019.03.23
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世界ファッション・デザイナー名鑑:75人を取り上げた図鑑

世界ファッション・デザイナー名鑑 : ファッションの革新者たちを75 人取り上げた図鑑です。人気商品や広告の写真が多く、デザイナーたちの略伝に留まらず、写真説明にも簡潔な情報が盛りだくさんに散りばめられています。
2019.06.19
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もっとも影響力を持つ50人のファッションデザイナー

もっとも影響力を持つ50人のファッションデザイナー : 近代のポール・ポワレから現代のフセイン・チャラヤンまで、ファッションの歴史で最も影響力が強い50人のデザイナーを紹介した本です。近年のモード界のデザイナーを知るにはこの1冊を強く勧めます(他の本は不要です)。
2019.06.19
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ファッション中毒:スタイルに溺れ、ブランドに操られるあなた

ファッション中毒 : 有名ファッション誌の編集者、ファッション・ジャーナリストとして活躍する著者が業界内部から行なった問題提起の著書です。とはいえ業界の悪い側面がいくつも明らかにされる一方で、ファッション中毒から抜けられない消費者たちの肩を持つ観点もあり、読者は悲惨な現状を理解しながらも少し余裕を持って読み進めることができます。
2019.03.23
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モードの帝国:男性モードは黄昏に、女性モードは誘惑に

山田登世子『モードの帝国』を書評しています。20世紀末に訪れた高度消費社会のもとで、男性のモードが黄昏に向かったのと逆に、女性のモードは誘惑を増し、男女間の性の在り方(エロス)を変容させました。モードの帝国 は男女を形(表象)から捉えて、エロス変容の光景を語ります。
2019.03.22
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旗袍の本:おすすめの図書と入手可能先

旗袍の本 : 私の著書『ミシンと衣服の経済史』で用いた本を中心に旗袍の図書を紹介します。特にお勧めの3冊には英訳も付しています。
2019.03.23
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20世紀モード史:ブリュノ・デュ・ロゼル著

20世紀モード史 : 20世紀民衆衣装の変遷を網羅的に辿った図書。20世紀初頭から1970年代までを扱い、広範囲の地域を取り上げて近代化に洋服が普及した経緯を述べています。冒頭から民俗衣装と既製服に注意し、一般民衆の衣装に多くのページを割いている点が特徴です。焦点は20世紀ですが、19世紀までの概略についても一般民衆が取り上げられるため、安定した読みやすい叙述がなされています。
2019.03.23
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近代日本の身装文化 「身体と装い」の文化変容

本書は当時の衣服構造と裁縫技術を踏まえ、現代に残る膨大な資料(絵画・写真等の画像資料、新聞・雑誌・小説等の文献資料)を細かく分析し、身装の展開を丁寧に説明しています。
2019.03.23
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日本人のすがたと暮らし 明治・大正・昭和前期の「身装」

日本人のすがたと暮らし 明治・大正・昭和前期の「身装」 : 近代化における日本人のすがたと暮らしの実態をテーマ別に再現した本です。1項目が約2頁で収められているので読みやすい。著者2名は衣服史を最も深く理解した研究者で、本書の刊行計画を知ってから私は1年以上、待ち望みました。
2019.03.23
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日本婦人洋装史 新装版

日本婦人洋装史 : 日本女性の洋装史を主題にした通史。19世紀中期から始まる通説とは異なり、西洋服装が到来した16世紀に端緒を求めた視点が新鮮です。
2019.03.23
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中国服装史 五千年の歴史を検証する:旗袍とチャイナドレスを区別

中国では旗袍という言葉が20世紀にも使われましたが、清朝期の旗袍と20世紀の旗袍では同じ部分と異なる部分があり、その点に著者と訳者は敏感だということがわかります。
2019.03.23
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パンツが見える。:羞恥心の現代史

パンツが見える。 : パンツを穿くという習慣が近代以後の現象だという点をさまざまエピソードを交えて書いています。作られた伝統(伝統の創造)を聞いたことのある方々にとっては、その一類型に過ぎない面もありますが、意外に知られていないエピソードも多いと思います。
2019.03.23
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ロラン・バルトのモード論集:シャネルVSクレージュ

ロラン・バルト『ロラン・バルト モード論集』を書評しています。大著『モードの体系』よりも噛み砕いてわかりやすい、ロラン・バルトの初期のモード論集です。
2019.03.23
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台湾少女、洋裁に出会う:母とミシンの60年

台湾少女、洋裁に出会う : このページは「週刊読書人」に掲載された書評記事です。同社許可のもとに転載しています。(初出)「週刊読書人」2016年12月9日号、6面
2019.06.21
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ブルマーの社会史:女子体育へのまなざし

『ブルマーの社会史』を書評しています。ブルマーの社会史 は、日本で1910年代から体育の授業で着用が義務付けられ、90年代に廃れていったブルマーの近現代史をまとめたものです。20世紀初頭から流行り始めた女子教育と運動を関係づけて述べています。19世紀的な袴が世紀転換期にはくくり袴となり、1910年代にブルマーが定着しはじめました。
2019.04.25
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チャイナドレスをまとう女性たち:旗袍にみる中国の近現代

チャイナドレスをまとう女性たち : 本書は、同時代の広告や雑誌記事を参照して社会史的な関心を合わせながら、近代における旗袍女性(モダン・ガールや新女性)と「伝統の創造」の関係を追っています。チャイナドレスの中国語は旗袍(チーパオ)。中国国内のデパートや高級レストランで見ることの多い旗袍は、日本でも人気が高いです。
2019.03.23
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ミシンと日本の近代:消費者の創出

このページは「週刊読書人」に掲載された記事です。同社許可のもとに転載しています。〔書評〕著:アンドルー・ゴードン/翻訳:大島かおり『ミシンと日本の近代―消費者の創出―』(みすず書房) 単著 2013年8月
2019.03.23
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世界の民族衣装文化図鑑 1・2:文化人類学の結集

UCLA付設フォーラー文化史博物館地域衣装研究所所長を務めるパトリシア・リーフ・アナワルトの『The Worldwide History of Dress』(2007年)の邦訳版である。
2019.03.23
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ファッション業界 資格と就職ガイド

『ファッション業界 資格と就職ガイド』を書評しています。
2019.03.23
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