トレンチ・コート : trench coat

トレンチ・コート : trench coat

トレンチ・コート trench coat とは、ダブルのベルト付きコート。綿や薄手のウール素材で、エポーレット(肩章)と2枚のヨークが付いた防水加工のコートです。「キング・オブ・メンズ・コート」の異名をもちます。戦闘用にデザインされたのが発端で、複雑なディテール・デザインが施されています。

近代日本の導入した洋裁 : 大丸弘「西欧型服装の形成」を読む

近代日本の導入した洋裁 : 大丸弘「西欧型服装の形成」を読む

近代日本は 洋裁 のどの技術や物を導入したか? 大丸弘は、1900年頃から30年頃までの裁縫書を中間期裁縫書と名づけ、網羅的に調査して分析しています。1900年というのは、和服の形が洋服に近づき始め、また、日本人が洋服に慣れ始めた大転換の時期です。

陳数の旗袍 : パーティでの旗袍

陳数の旗袍 : パーティでの旗袍

舞台は日中戦争勃発前で、だいたい1935年頃と思われます。チェン・シュー(陳数)が演じる方艶蕓は、上海マフィアの頂点に立つ馮敬堯の愛人で、パーティに同伴する(上海社交界の華)という設定ですから、他の旗袍を着る女性たちよりも派手なものを着ることが多いのでした。

ニッカーズ と ブルーマーズ

ニッカーズ と ブルーマーズ

ニッカーズとブルーマーズはよく混乱される用語の一つです。いずれも19世紀中頃に作られ、膝丈のゆったりしたズボンで、裾を絞ります。いずれも欧米で流行りました。形態は似ていますが、呼称の由来は全く別の道を進みました。結論から言いますと、ニッカーズの1種がブルーマーズです。その点を比較的新しい辞書を起点に古い辞典も参照して押さえましょう。

アニエス・ベー : Agnès B.

アニエス・ベー : Agnès B.

アニエス・ベー Agnès B. は、本名アニエス・トゥルブレ。1942年、パリ郊外ヴェルサイユにある弁護士の家に生まれたファッション・デザイナー。ラ・ヴィ・コティディエンヌ(日常生活)がテーマならモード界最大の影響力をもつ女性デザイナー。

エルザ・スキャパレリ : Elsa Schiaparelli

エルザ・スキャパレリ : Elsa Schiaparelli

エルザ・スキャパレリは1890年にイタリアのローマに生まれたファッション・デザイナーです。エルザ・スキャパレ の通称はスキャップ。1930~1940年代にガブリエル・シャネルとともにパリのオート・クチュール界の女帝として君臨しました。最も創作力ある個性的なモード界のシュルレアリストと言われます。

エドワード・モリヌー : イギリス王室のお抱えデザイナー

エドワード・モリヌー : イギリス王室のお抱えデザイナー

エドワード・モリヌー Edward Molyneux は、1894年、イギリスのハンプステッド生まれのファッション・デザイナー。作品は清楚で上品なのが受け、イギリス王室のドレスを全て任されるようになった。第1次世界大戦中、陸軍大尉として従軍し、片眼の視力を失う。通称「キャプテン・モリヌー」は、この時につけられた。負傷のため、戦後、王室向けのドレス製作はノーマン・ハートネルに代わった。