セット・イン・スリーブ : set in sleeve

セット・イン・スリーブ とは

セット・イン・スリーブ set-in sleeve とは袖つけの基本形で普通袖のこと。肩から脇にかけて縫った場合の袖、または袖つけ作業をさします。縫い目はほぼ垂直になっています。英語でset-in sleeve(定型袖)、attached sleeve(付設袖)。

辞書類では「正常なアーム・ホールに設置」という風に説明されることが多く、アーム・ホール(arm hole)とは身頃(胴体)にある腕を通す穴のことを意味します。セット・イン・スリーブでは衣服の肩と腕の境目に縦のラインが入っています(下図参照)。

セット・イン・スリーブ (接袖)の旗袍 (c) Atelier Leilei
セット・イン・スリーブ(接袖)の旗袍 (c) アトリエ・レイレイ(atelier leilei)

スリーブ(袖)の種類 : 現代旗袍と現代アオザイの違い

また、スリーブを意味する言葉に、身頃の布を袖にも用いるドルマン・スリーブや、襟元から脇へ縫い合わすラグラン・スリーブがあります。前者は肩と袖の間に縫い目がなく、後者は斜めに縫い目が生じています。現代旗袍と現代アオザイを比べると、襟とタイトなラインが似ている一方で、スリーブが決定的に異なります(現状では)。現代の旗袍は多くがセット・イン・スリーブで、アオザイはラグラン・スリーブ(raglan Sleeve)です。前者の場合、肩のラインは水平に近いため肩幅の広い人に似合い、後者の場合、肩のラインが斜め下へ落ちるため、肩幅の狭い人に似合います。

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ラグラン・スリーブ(raglan Sleeve)のアオザイ (c) アトリエ・レイレイ(atelier leilei)

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[投稿日]2015/03/30
[更新日]2017/05/25