「モード論」目次

モードについて深く考察した書籍やエッセイを紹介しています。

  1. 世界旅行 民族の暮らし 着る・飾る : 民族衣装 を教えてくれる本 [モード論] 

    民族衣装の本はいくつか持っているので不要かと思いながら確認すると、責任編集者に大丸弘と記されているので迷わず購入。出版された1982年当時、国立民族学博物館の新進気鋭を集めた図鑑であり、硬質な論文集でもあります。

  2. モデラート・カンタービレ [モード論] 

    マルグリット・デュラス『モデラート・カンタービレ』から恋愛のエクスタシーを考えています。

  3. モードの体系 [モード論] 

    ロラン・バルト『モードの体系』を書評しています。『 モードの体系 』は、同時代の流行雑誌(モード雑誌)類に記述された女性の衣服を構造的に分析した本です。流行雑誌には贅沢な図版がたくさん用いられていますが、本書は<現実を制定することばから出発>(8頁)して、雑誌類の言葉の分析に終始します。

  4. モードの帝国 [モード論] 

    山田登世子『モードの帝国』を書評しています。20世紀末に訪れた高度消費社会のもとで、男性のモードが黄昏に向かったのと逆に、女性のモードは誘惑を増し、男女間の性の在り方(エロス)を変容させました。モードの帝国 は男女を形(表象)から捉えて、エロス変容の光景を語ります。

  5. 日本人のすがたと暮らし 明治・大正・昭和前期の「身装」 [モード論] 

    大丸弘・高橋晴子『日本人のすがたと暮らし』を書評しています。著者2名は衣服史を最も深く理解した研究者で、本書の刊行計画を知ってから私は1年以上、待ち望みました。

  6. ロラン・バルト モード論集 [モード論] 

    ロラン・バルト『ロラン・バルト モード論集』を書評しています。大著『モードの体系』よりも噛み砕いてわかりやすい、ロラン・バルトの初期のモード論集です。シャネルとクレージュを対決させたエッセイ「シャネルvsクレージュ」は、歴史と未来との対決であったり、また伝統と変革のそれぞれ両義性として現れたりと、読み応えがありました。

ELLE SHOP