紡績会社:spinning company

このページでは 紡績会社 について(1)用語解説・歴史(2)関連情報(サイト内記事、リンク、商品紹介)などを掲載しています。


(1)用語解説・歴史など

天然繊維(綿花、羊毛、絹、麻など)や化学繊維の短繊維(ステープル)*を長く連続した糸にする業者のこと。産業部門でいえば、繊維工業のうち、紡績業を担う会社・メーカーのこと。

主な製品の分類は、

○綿花→綿糸
 ○羊→紡毛糸・梳毛糸
 ○蚕→絹糸
 ○麻→麻糸
 ○化学繊維**→スフ糸・合繊糸など。

日本では、第2次世界大戦前に繊維産業の主力部門だったが、戦後は、大手紡績メーカが化学繊維製造を兼営しはじめ、化合繊企業とともに、原糸企業(原糸メーカー)と総称される。

大まかに、製品ごとに紡績会社を分類をしてみると、

○綿紡:鐘紡、倉敷紡績、敷島紡績、大和紡績、東洋紡績、日清紡績
     日東紡績、富士紡績、ユニチカ
 ○毛防:鐘紡、東亜紡織、東洋紡績、日本毛織、御幸毛織
 ○麻紡:帝国繊維、トスコ
 ○絹紡:鐘紡、オーミケンシ、神戸生糸など

なお、化学繊維メーカーは、繊維の綿、糸、生地までを製造するケースが多く、紡績業に限定することはできないが、参考までに、代表的な繊維でまとめてみると、

○ポリエステル:東レ、旭化成工業、鐘紡、クラレ、帝人、東洋紡績

三菱レイヨン、ユニチカ、大和紡績

○ナイロン:東レ、旭化成工業、帝人、東洋紡績、ユニチカ、鐘紡
となる。他にも、スフ紡や合繊紡を専門で行なっている紡績会社もある。これらは、化学繊維メーカーの系列下にある場合が多い。

なお、これら紡績会社、化学繊維メーカーの取引には、明治期以来、伊藤萬(現イトマン)や伊藤忠(現イトチュウ)など、主に商社が介在することが多かった。

--- 注 ------------------------------
*長繊維は、フィラメントとよばれ、絹糸が代表的。
**レーヨン、ポリエステル、ビニロン、アクリルなど。なお、化学繊維は日本語で人造繊維と同じ。

(2)関連情報

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