晒:bleached

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(1)用語解説・歴史など

綿、麻の糸や織物を純白にする工程、またはその製品のこと。生綿糸を漂白し純白にした場合は、特に晒糸ということもある。

地方的に見ると、綿織物の知多晒、麻織物の奈良晒、野州晒は古くから有名。

古くは、天日晒しや雪晒しなどが行なわれていた。前者は、河原や草の上に広げて水をかけ、日に晒す方法。後者は、麻布などを雪の上に広げて日に晒す方法。

現代では、機械的、化学的な方法が主流となっている。すなわち、生地綿布や麻布を石鹸、ソーダなどの溶液で煮て、水洗いした後、紡績・製織工程中に付着した汚染物や糊を取り除き、晒し粉や過酸化水素水などで漂白し、繊維のもつ天然の色素を抜き去り純白に仕上げる。

なお、晒糸(生綿糸)の場合、綛(かせ)のまま精練釜に入れ苛性ソーダ溶液で煮沸すると、繊維中の蝋質、脂肪質、蛋白質などの雑物が、全て石鹸化して水に溶ける。これを漂白粉溶液中に浸した後、白く晒されたのを見計らって取り出し、よく絞り、硫酸の希薄溶液中に浸し、清水で十分濯いで乾燥させる。

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