ニット&メリヤス - knit&莫大小
このページでは ニット&メリヤス について(1)用語解説・歴史(2)関連情報(サイト内記事、リンク、商品紹介)などを掲載しています。
(1)用語解説・歴史など
ニットの品目については、ニット(品目等)をご参照下さい。
ほぼ同義の編物3つ(ニット、メリヤス、ジャージー)を簡単にまとめると以下の通り。
- メリヤス(江戸時代〜昭和30年代) - 靴下(ないし肌着)の意味合いが強い
- ニット(昭和30年代以降) - 上記とアウター含め、編物全般
- ジャージー - 編物のうち、主にアクティブ・観戦双方を含めたスポーツウェア。とくに20世紀後半には編物のカジュアルウェア全般。つまりアウター。
一言でいえば、メリヤスはインナー、ジャージーはアウター、両方の総称がニット。
ニットは「編む」という意の英語の動詞。そこから派生し「編物、またはその製品」の意味ももつ。ニットは、紀元前のエジプトでは既に知られていたが、ニットの機械がはじめて製造されたのは1589年で、英国のウィリアム・リーによる。これはひげ針色の靴下編機であった。今日、ニット製品のなかには、ジャージーなどのニットウェアをはじめ、ニット・インテリア、ニットの産業資材などが含まれる。
ニットの編成方法には、緯編(よこあみ)式と経編(たてあみ)式があり、それぞれに各種の編機がある。
ニットの特性には
- 伸縮性にすぐれる
- 皺にならない
- 着やすく疲れない
- 含気性があり暖かい
- クラフト性(工芸的・手芸的感覚)がある
- カジュアル性
などが挙げられる。
従来、ニットはメリヤスともよばれた。これは、スペイン語のメディアス、またはポルトガル語のメイアスから転化したもの(いずれも意味は靴下)。言葉としてメリヤスが日本に伝来したのは、延宝、貞享、元禄期といわれる。当初は靴下の意味。以後、メリヤスは、昭和30年代あたりまで、肌着、靴下を中心とした編物を意味する語として利用されてきた。のち、編物の急激な発展によって、アウター・ウェアまでも含めた衣料の主要生地となるにつれて、次第にニットという用語に代替されるようになった。もっとも、現在でも肌着などの生地ではメリヤスという用語が使われている。
なお、日本語でメリヤスは「莫大小」とも書く。この理由には、
- 輸入のはじまった江戸時代に、新しい生地のうえ、大きさも分からなかったため、漠然とした大小、という風に考えられた
- 伸縮性があり、サイズ上融通がきくため
という二つの見解がある。
メリヤスは、ループ(編み輪)のからみ合いで1枚の布状をなしたもので、緯メリヤスと経メリヤスに大別される。前者は編目を作るために糸が編み針に対して直角方向により供給され、横方向にできた編目を縦方向に連綴して作成される。後者は、糸が編み針に対して平行方向より供給されるため、編み針の数と同数かその整数倍の編み糸が用意される必要がある。つまり、織物の場合と同様、網糸が整経された状態で使用される。
(2)関連情報
関連用語(内部リンク)
関連書籍(外部リンク)
関連ソフト(外部リンク)
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