ジャージー:jersey
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(1)用語解説・歴史など
カタカナ表記上、ジャージとも。アウト・ウェア用の編地の総称。反物で織物と同じように裁断・縫製する。広義ではニット、あるいはメリヤスともよぶ。一般織物に比べ伸縮性・多孔性・成型可能の面で特有の機能を備えている。もちろん、ジャージーはニット(古称はメリヤス)の一種だが、主としてトリコット(経編メリヤス)をさす。イギリスのジャージー島(イギリス海峡)で漁夫のブルオーバーのセーター地に作られたのが用語の由来。
流し編の緯編地と経編地をさす場合が多い。狭義には平編みの編地、すなわち天竺のこと。なお、撚り方向の異なる紡毛糸を交織して、軽く縮絨(フェルト仕上げ)し、メリヤスの風合いに似せてつくった毛織物をいう場合もある。できるだけ伸縮性を強化し、多少の凹凸を与えてしなやかな風合いを出している。
本来、紡毛糸で製作されたが、現在では梳毛糸(そもうし)、綿糸、絹糸、化繊糸なども用い、緯編地(よこあみじ)、経編地(たてあみじ)をつくり、時としては起毛、捺染、刺繍を施すこともある。スーツ、ブレザー、スラックス、スカートなどの外衣類から、下着類、手袋、帽子、水着などの類に至るまで幅広く用いられる。
編まれる機械は、丸編機(まるあみき)がほとんどで、経編機(たてあみき)と緯編機(よこあみき)の流し編によるものもある。また、編み機の針がシングル・ニードル(1列針)によるものはシングル・ジャージーといい、天竺編が主体。ダブル・ニードル(2列編)によるものはダブル・ジャージーといい、その種類には、(1)リブ編機によるもの(ミラノ・リブ、ダブルピケなど)、(2)両面編機によるもの(エイトロック、ポンチ・ローマ)、シングル・ピケなど)がある。
なお、「ジャージー・ファウンデーション(jersey foundation)」は、材料区分による用語。もともと、ファウンデーションの主材料は、ほとんど織物だけにたよっていたが、20世紀には、伸縮性において格段にすぐれた編物、つまりニットものによって作られることも多くなったのである。
(2)関連情報
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