オート・クチュール

このページでは オート・クチュール について(1)用語解説・歴史(2)関連情報(サイト内記事、リンク、商品紹介)などを掲載しています。


(1)用語解説・歴史など

フランス語で「高級衣裳店」の意。厳密には、「パリ高級衣裳店組合」(パリ・クチュール組合ともいい、通称サンディカ、サンジカ)に加盟し、組合規定の規模や条件を備えて運営されているメゾンをさす。クチュリエやクチュリエールが顧客のために完全にオリジナルな衣裳をデザインするもので、生地、仕立も含め最高級の完成度をもっている。そのため価格が非常に高く、顧客は上流階級にかぎられる。1月(春夏シーズン)と7月(秋冬シーズン)にコレクション(作品発表)を開催。オート・クチュールの源流はフレデリック・ウォルト(通称ワース)であり、19世紀の成立から20世紀半ば頃まで、世界中の上流階級の個人(おもに婦人)を顧客としてオーダー・メイドの服飾を作っていた。しかし、戦後の世界情勢の変化を大きな背景にして、顧客の大富豪が減少したことや働く女性が増加したことなどにより、ファッションの傾向が既製服へと転換。60年代以降は、複製権を販売したり、プレタ・ポルテ部門をもったり、香水・スカーフ・下着などを販売したり、グリフ(クチュールの店名)の使用権を販売するなど、オート・クチュールのメゾンが多様化した。語源的には、16世紀に「グランド・クチュール」とよばれていた大衣裳店に「高級品」の意を表す「haute」をつけ現在の「オート・クチュール」となった。当時の同業組織が「フランス・クチュール組合」を設立し、これが今日の「パリ・クチュール組合」となった。これは47年に発令されたフランス政府の助成策によって特別の認定を受けており、パリ・モードの総元締として機能している。現在、この組合に加盟しているメゾンは23を数え、シャネル、イヴ・サン・ローラン、クリスチャン・ディオール、ピエール・カルダン、ウンガロ、ランバン、森英恵などである。

(2)関連情報

関連用語(内部リンク)


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