ガーター:garter

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(1)用語解説・歴史など

靴下留め。単にガーターともいう。膝下や腿までの靴下やストッキングなどを穿くとき、たるんだり、よじれたりしないように、ぴったりと安定させるものの総称。エラスティックな素材が使われることが多いが、これは、ガーターが、ガードルのように体型を整えるのを目的にしているのではないため。

ガーターには大別して2つ、(1)一部のスポーツのストッキング留めにあるような、輪になったゴムやベルト、(2)ガードル、コルセット、コースレットに取り付けられたサスペンダー上のものがある。後者のうち、ストッキングを吊る細いガーターが付いたバンド上の下着をガーター・ベルトという。

ヨーロッパで発祥した1190年頃には、ホーゼに靴下を留めるために男性が用いていた。16世紀頃には、半ズボンの上から絹の靴下を穿くスタイルで、ストッキング留めとして、強めのゴムを太股に結ぶのが一般的で、この頃も男性のみが用いていた。当時は、豪華なバックルを付けたり、リボン結びにしたりと、装飾性の強いものだった。また、17世紀には、絹の小さなサッシュを膝の下で大きなボウに結ぶのが流行したが、これもガーターと考えられていた。19世紀以降は長靴下が流行したため、男性のガーターは目立たなくなっていった。

女性が用いるようになったのは18世紀後半から。特に1830年頃にはじまるインド・ゴムの流入によって、伸縮性に富んだ輪上のものが普及し、1880年代からは、ガードルやガーター・ベルトで、ウェストからストッキングや靴下を吊るサスペンダー状のものへ以降した。

1960年代以降は、パンティ・ストッキングが一般化したが、欧米では双方が共存したのに対し、日本の場合はガーターと代替され、パンティ・ストッキングが通常の下着として利用され、他方のガーターの方は「お洒落な下着」としてフェティシズム化された。

なお、ガーター・ソー・オンズとは、コルセットやガードルに取り付けられている短い靴下留めのこと。ガーター・パンティとは、靴下留めの付いたパンティ。きつめのタイツなどを穿くとき、下着を重ねずに1枚だけで済ますことができる。

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