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コーデュロイ(コール天):corduroy

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コール天ともいい、毛羽が縦方向に畝になっている織物(綿ビロードの一種)で、カジュアルな感じがする。フランス語では、velours côtelé(ブルール・コートレ)。

コーデュロイミニスカート着心地が暖かく、スラックスをはじめ、カジュアルなジャケット、コート、キュロット・スカート、乗馬服、替え上着などによく使われる。

一般には、ベージュ、茶、水色、濃緑、オリーブ、濃紺などの無地染めが多い。一部、カジュアル調の模様に捺染したものや漂白したものもある。緯毛・添毛織(緯毛ビロード織とも)で織るが、毛緯(けよこ)は基本的に綿糸を使う(まれに化合繊も用いられる)。

畝の幅は様々だが、3mm前後のものが多い。畝の太いものを鬼コール、以下、畝幅が細くなるごとに、太コーデュロイ、中コーデュロイ、細コーデュロイ、極細コーデュロイ。いずれも耐久性や保湿性に富んでおり、厚手で重い。地組織は平織か綾織。

鬼コールの鬼には、「大きい、粗い」の意味があり、畝が太く、畝と畝との間隔が大きいコール天のこと。

語源はフランス語「corde du roi」(コルド・デュ・ロワ)で、王様の畝、王様のお仕着せの意味。王朝勢力の強い時代に、フランス宮廷で屋外労働者にこの布で作った作業服を与えたのが始まりとされている。コーデュロイは、この単語の英語読み。corduroys(コーデュロイズ)と複数形になった場合は、コール天で作られたズボンをさす。

アメリカでは、1870年にマサチューセッツ州で織り始められたそうで、日本には1891年頃に輸入がスタート。当時は人力車の座席張りによく使われていたが、下駄の鼻緒に使われるようになって以来、需要が急増した。国産品のコーデュロイ(コール天)は、1894年に吉田亀寿が東京浅草の千束町にある工場で製造に成功したのが始まり。

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