プリーツ:pleats
布の襞(ひだ)、折りたたんだ部分(折り目)のこと。フランス語ではプリ(pli)。
プリーツは、古代エジプト以来用いられてきた、布を折りたたみ皺を作る技法の一つで、立体感を持つ装飾効果や運動性の機能を考えて用いられる。
プリーツは一般に、折り山はキッチリとたたまれたものが多く、堅い感じがするが、プリーツの幅や素材により、柔らかく華やかな表現もできる。動作を加えればダイナミックな動きを見せるのが特徴的。
折りたたむと表襞、陰襞が3枚重なるため、プリーツの素材に厚い生地は適さない。また腰が弱く、伸縮性のある素材も避けられる。
60年代頃から多く使われるようになった化学繊維によって、その可塑性を利用したパーマネント・プリーツ加工が普及。手軽に既製服の中にプリーツを取り入れることが可能となった。以後、プリーツは主に、婦人用・子供用のスカートに用いられ、身頃や袖に使われることもある。また、キルト・スカートなど、民族服にも用いられてきた。20世紀初めのマリアノ・フォルチュニィ、現代では三宅一生のプリーツが有名。
プリーツは、襞の取り方や形によって、立体的なプリーツや平面的なプリーツがあり名称が異なる。主なものは、立体的なプリーツでは、アコーディオン・プリーツ、アンブレラ・プリーツ、三れー・プリーツ、ソフト・プリーツなど。平面的なプリーツには、インバーティド・プリーツ、ストレート・プリーツ、ボックス・プリーツ、ワンウェイ・プリーツなど。
なお、折り山が途中で消えるものはダーツ、折り目が付いていないものはタックで、プリーツとは区別されることが多い。
