ジーンズ:jeans
細綾の丈夫な綿布(=ジーン≒コットン・デニム)で作られ、はっきりとしたデザイン上の特徴をもった軽快なパンツ。あるいは、ジーンやデニムで作ったジャンパー、ベスト、シャツ、作業服なども含めてジーンズということもある。
パンツでは特に14オンスのインディゴ・ブルーのデニム使いが代表的で、これはその色からブルー・ジーンズといわれる。
ジーンズのデザイン上の特徴は以下の通り。ポケットの端々にカッパー・リベット(銅の鋲)を内、右ポケットの内側に小さなフォブ・ポケットを設け、ヒップ・ポケットの上部に革のラベルを付け、全体にダブル・ステッチをかける。
ジーンズの名前の由来をみよう。19世紀のアメリカ合衆国では、ジーンという丈夫な厚手の綾織コットン地で作られた作業着などの衣服をジーンズと呼んでいた。アメリカ西部ではジーン製のパンツをデニム・パンツと呼んだのに対し、東部の人々は(デニムとジーンズに共通点があることから、)これをジーン・パンツと呼び、これが一般化した。
ジーンズは、ご存じの通り、日本ではジーパン(Gパン)と呼ばれる。この名の由来はジーン・パンツを誤ったスペルで略したと考えられることもあるが、正しい由来は、第2次世界大戦後に日本へやってきたGI(Go vernment issue:米兵)たちが穿いていたパンツ(GIパンツ)の略。
40年代当時、アメリカではクレア・マッカーデルという女性デザイナーが既製服ビジネス(アメリカンルック)の発展に活躍していたが、ジーンズの大流行は彼女が火付け役だった。
ジーンズの起源はリーバイスの創始者にある。1850年、リーバイ・ストラウスが金鉱探しのための作業ズボンとして、テントのキャンパス地でズボンを作り、それを蛇や虫除けのために天然染毛料インディゴで染めたのが始まり。フランスではレビと俗称されることが多いが、これはリーバイ・ストラウスの名や、彼の会社リーバイス(Levi's)をフランス語読みしたもの。
日本では1960年代後半から70年代前半にかけて、日常着として一般化。その後は様々な種類が生まれ、若者を中心にあらゆる年代に着用されてきた。
なお、一般のカジュアル・パンツでジーンズのデザインや素材を意識して作ったタイプは、ジーニング・パンツと呼ばれる。また80年代からは、スエード、コーデュロイ、ベルベティーンなど、デニムやジーン以外の生地でとくられた同じデザインのパンツも、広くジーンズと呼ぶようになった。
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