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シフォン:chiffon

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薄地で軽く、透き通った柔らかい平織りの絹織物(縮緬)。日本では絹もスリンともいわれる。手触りは少しこわめでさらっとしている。

経緯に強撚をかけた同じ太さの細い生糸(絹糸)を使い、比較的粗めに織り上げる。経緯の密度は同じくらい。製織後は精錬せず、染色や捺染を施し生のままに使う。上記の通り生糸で織ったものが代表的だが、キュプラやアセテートのシフォンもある。また、60年代頃からはレーヨン、ナイロンなどの化繊糸も使われ始めた。

非常に軽くドレープが出やすい布地なので、ブラウス、スカート、イブニング・ドレス、ウェディング・ドレス、トリミング、スカーフ、ベール、婦人帽、電気スタンドの笠、人形などに用いられる。特にドレスなどでは二重に用いる場合がある。

また、シフォン・ウール、シフォン・ベルベットのように、折り方、布地の薄さ・柔らかさがシフォンに似たものや、絹の薄いメリヤス地、結んだリボンのように婦人の衣服に装飾的に付け加えたものもシフォンという。

シフォンのフランス語本来の意はボロ布、切れ端、襞飾り、雑巾。シフォンはデリケートな織物なので、着こなし方がまずいと本来の意味通り、ボロ布で終わってしまう難しさがある。

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