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ウェディング・ドレス:wedding dress

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結婚式で花嫁が着る衣裳。ウェディング・ガウンともいう。服の種類からいえば、アフタヌーン・ドレスやイブニング・ドレスの部類に入る。

主に、ワンピース形式の丈の長いドレスが使われ、ベール、手袋、靴などの装飾品とともに、清純な感じを表わすために、純白であることが一般的。また、肩や胸を露わにせず、袖も長袖にする場合が多い(季節によっては短い袖もある)。なお、好みによっては、ツーピース形式が用いられることもある。

丈は、前は歩ける程度の床一杯、つまり靴の爪先が隠れるくらいにして、後ろはトレーン(引き裾)、つまり裾を長く引くようにする。時には、トレーンをなくし、前後とも床上がり20センチくらいに短くする場合もある。

ヘッド・ドレスは和装の角隠しに相当するもので、普通は絹やナイロンのチュール、チュールレースを用いる。薄いシルク・オーガンジーやジョーゼットにする場合は、顔を覆わない方が見栄えがいい。ヘッド・ドレスの丈はトレーンの長さに準じて決められるが、肩を覆う程度の短いものから、ヒップ・ラインまでの長いものまで、様々である。昔は、これにオレンジ・フラワーを付けて頭に被ったが、最近では白のバラ、梔(クチナシ)、山茶花(さざんか)、デージー、百合の花など、花嫁の好みが最優先される。

髪飾りは、花を付けるほか、ターバンやボンネットにしたり、真珠や宝石などで王冠風のデコレーションのバンドにしたりする場合もある。

ドレスの材料は、白のサテン・クレープが最も多用されてきたが、他に、タフタ、レース、ジョーゼット、ベルベット、綸子の白なども用いられる。付属品も全て白で揃えるが、ネックレスや指輪などはいぶし金、いぶし銀が用いられることもある。宝石類などは、ドレスの白と調和のいいものが用いられる。

ウェディング・ドレスといえば、19世紀には、イブニング・ドレスかアフタヌーン・ドレスのようなロング・ドレスが一般的だったが、20世紀後半には、カクテル・ドレス、デイタイム・ドレス、ミニ・ドレス、パンツ・ドレスなども使われるようになった。

なお、結婚式は、基本的に一種の宗教儀式であり、宗教によっては細かい面まで規定されていることがある。例えば、カトリック教徒の場合、肌を見せないデザイン(ハイネック、手首を覆う長袖、引き裾の丈)が基本。ベールも顔を隠すものが望まれる。

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