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タフタ:taffeta

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平織の薄地の絹織物、または、化合繊のフィラメント糸を使った平織で薄地の織物。一般に、経糸に諸撚りの本練糸、緯糸に片撚りの本練糸を使い、緻密に織る。イブニング・ドレス、ウェディング・ドレス、アフタヌーン・ドレス、ブラウス、リボンなどに使われる。

タフタの語源は、ペルシア語の「taftah」(紡ぐ、撚り糸で織った、の意)。ヨーロッパには16世紀頃に伝来。

ヨーロッパ伝来当初は、薄地の平織の絹織物で、高級な婦人服地として利用されていた。現在では、絹のタフタだけでなく、レーヨン、アセテート、ナイロン、ポリエステルなどが使われたり、交ぜ織りされたりしている。

経糸を密にし、緯糸を少し太めにするため、横畝が現われる。無地染めにするか、色糸で、玉虫、格子柄、縦縞などに織り上げる。絹鳴りがする。また、モアレ加工をする場合もある。玉虫のタフタは、玉虫タフタ、もしくは、カメレオン・タフタという。緯か経緯に玉糸を使い、玉糸の節によって、野趣のある風合いを表わしたものは玉タフタ。

絹のタフタは練り織物で、経糸に、諸撚りの練晒し(ねりざらし)か練染の絹糸を用い、緯糸には片撚りの練晒しか練染の絹糸を使って平絹に織る。糸使いが同じで組織だけを斜文に変えたものは、特に綾タフタという。綾タフタは、練り織物だけでなく、生織物(きおりもの)の場合もあり、欧米でいうフーラードに相当。

他に、素材の糸がレーヨンのレーヨン・タフタも代表的(日本では人平・じんぴら)。レーヨンのタフタのうち、特に模様のあるもの、あるいは、ジャカードやドビー機で模様を織り表したものは、タフタ・ファソネとよばれる。また、経緯に撚りなし、艶消しのマルチ・フィラメント糸を使って、緯糸の密度を通常のレーヨン・タフタより3割程度増やした物は、マルチ平という。

アセテート・タフタは、レーヨン・タフタに比べ、経て密度が大きく、緯糸が経糸より太いため、横畝がはっきりと現われている。

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