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スポーツ・ウェア:sports wear

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スポーツ競技やスポーツ観戦用の服装の総称で「運動着」の名をあてたもの。1930年代のアメリカで発生した用語。

とくに、前者の場合は、各スポーツの規定・ルールで形態が定められた場合がほとんど。後者は、イン・フォーマルな日常着もふくめ、カジュアル・ウェアと同義で使用される。この場合、カジュアルな単品(ブラウス、シャツ、ベスト、ジャケット、パンツ、スカートなど)をいい、前者、すなわち、アクティブ・スポーツウェア(スポーツするときの「運動着」)とは区別される。

ブランド界では、1987年の春夏ニューヨーク・コレクションで「クリーン」「ファンクショナル」「スポーティ」をテーマにした作品が次々に発表された。ジャンポール・ゴルチエの未来派風のスピード感溢れるスタイル、ジャスパー・コンラン、ティエリー・ミュグレル、シャンタル・トマスのアメリカン・スポーツウェアなどである。これらは、ホールター・ネック、ミドリフ・トップ、落下傘スカート、バーミューダ、デニムやキャラコやギンガムなどの素材、ジッパー、リベットの空きなどを特徴とした1950年代のアメリカの既製服、すなわち、ジ・アメリカン・スポーツウェア(定冠詞 the に注目)の再来であった。

第2次世界大戦までのアメリカのモード界では、パリのオートクチュールがファッション・リーダーとされており、アメリカ独自のファッションが停滞していた。大戦勃発後にパリからの衣服の輸入が停止し、アメリカ独特のスタイルが必須となり、クレア・マッカーデル(1905~58年)らの活躍をみることとなった。

マッカーデルは、42年にダイアパー水着(おむつパンツ水着)、ラップ・ドレス、43年にレオタード、44年に街着用のバレリーナ・シューズなどを続々と発表。他にも、ホールター・ネック、デニムとデニムのステッチなど斬新なアイディアにあふれた作品を発表した。いうまでもなく、マッカーデルのアイデアの源は、アクティブ・スポーツウェア。以後、セパレートで、身体にフィットする動きやすいマッカーデルのアイデアは、アメリカの既製服の基本原則となる。

1986年にニューヨークのファッション工科大学(FIT)で開催された「スリー・ウィメン」とよばれる展覧会では、マッカーデルの作品をはじめ、マドレーヌ・ヴィオネ、川久保玲の作品が展示された。

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