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パッチ・ワーク:patchwork

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パッチとは「接ぎ合わせ、継ぎ当て」の意味。パッチ・ワークは色や形の違う小さな布片をいくつも縫い合わせ、大きな布や模様にすること。土台となる基布の上に布の小片を縫いつけてゆく方法もある(この場合アップリケと区別がつきにくくなることがある)。草、その他の材料が使われることもある。

既製品に対した、手工芸風の素朴なファッションの定番で、手仕事の温かみを感じさせる手法として、刺繍やアップリケなどと共に注目を集めている。80年代以降は様々な色柄のギンガム、インディア・マドラス、小柄のプリント柄などの端裂(はぎれ)を程よく縫い合わせ原反状にしたものや、布を一定の形に切り揃え、図柄もある程度統一的にしたものが市販されるようになった。

主にキルト、枕地、ベッド・カバー、クッション、敷物、衣服などに用いられる。

また、パッチ・ワークをしたかのように見せるプリント柄はパッチ・ワーク・プリントという。これはパッチ・ワークを念頭に捺染模様を予め企画してプリントしたもの。日本古来の伝統模様の陶片(とうへん)、つまり種々の色柄の陶磁片を混成した構図の染織模様に等しい。

パッチ・ワークといえば新しい柄のように聞こえるが、古来から衣料にお金を費やせない人たちは服などを修理するときに必然的に「継ぎ接ぎ模様」を作らざるをえず、その柄の多様性を楽しんできた。したがってパッチ・ワークというと外来の「継ぎ接ぎ模様」を普通指すと考えられるが、意味するところは「継ぎ接ぎ」と同じでニュアンスが違うだけである。

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