モード:mode
英語では「標準・基準、やり方・流儀、流行」の意。フランス語では「ファッション」と同義。ファッション用語では「ファッション」と同義語。フランス語で「ア・ラ・モード」というとファッショナブル(fashionable)の意になる。オート・クチュールのハイ・ファッションのように、よりグレードの高い感じを与えるファッションの呼称。
ファッションの本来の意味は上流階級における流行であった。そこでの服飾の流行はパリのオート・クチュールのハイ・ファッションであり、ここから、よりグレードの高い感じを与えるファッションの呼称として利用されるようになった(パリ・モードなど)。また、ハイ・ファッションはマス・ファッションの原型であるため、20世紀半ばにはオート・クチュールだけでなくプレタ・ポルテのコレクションにおける創作的な作品、さらにはデザイナーが作り出した新しい作品に対する呼称としても使われる。
メモ 広義ではいろんな意味を持っているモード。ファッション用語としてはブランドの作品や傾向自体を指すので、みなさまも随分と耳にされたことがあると思います。
モードにはもう一つ大切な意味があって「パターン」「バージョン」「型」などの意味も持っています。「iモード」の語源もこちらです。
書籍情報
- 山田登世子『モードの帝国』筑摩書房、1992年。 - モード論と同時にエロス論にもなってる筆者独特のファッション官能美が味わえる。
- 山田登世子『華やぐ男たちのために』ポーラ文化研究所、1990年。 - 暗い時代のなかで「男と女の黄昏」をモードを通じて描き出そうとした意欲的な作品。
- 能沢慧子『二十世紀モード-肉体の解放』講談社選書メチエ、1994年。 - ファッションを中心にモードの100年間を振り返るコンパクトな文化史。
サイト内関連ページ
- モード論の諸相 (ファッション・コラム)
- モードを考える (ファッション・コラム)
- モードの帝国 (ファッション書籍)
- 流行通信 (ファッション雑誌)
- ナショナル・ブランドについて (ファッション・コラム)
