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かせ(綛):hank

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運搬、販売、染色、糊付けなどに便利なように、一定の長さの周囲をもつ綛枠(かせわく;漢字は[木ヘンに上下]とも書く)に一定回数だけ糸を巻き取り、枠を取り外した糸の束のこと。なお、綛の状態になっている糸を綛糸、糸を取る作業を綛取りといい、綛のまま染める手染めは綛染めという。

糸の種類によって、糸の長さや束の大きさなどが異なる。1綛は、綿糸の場合、840ヤード、梳毛糸は1,000ヤード、紡毛糸は256ヤード、麻糸は3,600ヤード、生糸は重量で約18匁(もんめ)で、14中(なか=繭の個数の呼び名で、1個は1中)は44,000m、21中は29,333m。

また、1捻り(ひねり)とは、10綛を連続した輪形として枠から取り外し、縄を撚ったような形に捻ったもの。

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