アール・ヌーボー:art nouveau
「新芸術」の意で、1890~1900年代にヨーロッパ全土に広まった美術工芸運動と、そこに見られる美術様式をさす。ドイツでは、ユーゲント・シュティール。動植物や女性のモチーフをもち有機的・官能的・優美な曲線模様が特徴。19世紀末に欧米で話題となった日本趣味的なものから影響を受けている。ファッションでは曲線的なS字型シルエットが特徴。
美術史的には、複雑で手工芸的な装飾主義で知られており、近代的な合理主義をモチーフとしたアール・デコとしばしば対比される。アール・ヌーボーの芸術家には、イギリスの工芸家(ウィリアム・モリス)、画家のアルフォンス・ミュシャ、ビアズリーらがいる。
