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オーセンティック:authentic

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「正統派」の意。「本物の、真の」という意味から、伝統的(トラディショナル)な衣服を壊すことなく、正しく着ようとする本物志向の姿勢をいう。または、そうした衣服全般を指すこともある。

アダルトを対象とした保守的な感覚や、高級なイメージなど、伝統的でクラシックなファッションを形容する場合に使われる。具体的には、昔からある最も典型的なブルー・デニムのジーンズ、ブリティッシュ・トラッドの体現するウィンザー・ルックの紳士服、あるいは保守的でエレガントなプレタ・ポルテのスーツやドレスなど。

伝統の見直しがはかられた1980年代、ファッションではB.C.B.G.(ベーセーベージェー)といわれる両家のお坊ちゃまやお嬢様ファッションが注目された。『B.C.B.G.のためのガイド・ブック』という本がパリで出版され、ファッションをはじめ、家柄、育ち、学校、結婚、職業からバカンスや教養、スポーツに至るまで細則が定められていた。規則に合うのが本物のB.C.B.G.だというわけだ。

80年代以降のオーセンティックなファッションといえば、他にもイギリス流のスローン・レンジャー(ダイアナ妃予備軍)、日本流のお嬢様スタイルなど。

それまでのオーセンティックは、先述したようなブリティッシュ・トラッドが代表で、上質の天然素材のスーツ、バーバリーのコート、カシミアのツイン・セット、タータンのスカート、チャーチの靴というのが典型。ポロや乗馬、狩りのコスチュームなどもオーセンティックなスタイルの基本だ。

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