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アンチ・ファッション:anti fashion

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「反ファッション」の意で、画一化した企業サイドからの押しつけ的なファッションを拒否する態度のこと。個性的なファッション、自由化したファッションなどを特徴とする。広くいえば、流行としてのファッションからドロップアウト(逸脱・脱却)した自立的な美的センスによるライフスタイル。典型はヒッピー。

しかし、アンチファッションは、規格化されたファッションに対するアンチテーゼとして機能するため、ターゲットとなる標準型ファッションが多様化するときに、存在根拠を失う。

例えば、シャネルは女性のコルセットを解放したが、解放され自由となった時点で、女性の腰は規範を失い、シャネルがブランドとなるにつれ、彼女のデザインは、アンチファッションというカテゴリーには入らなくなっていく。

いいかえれば、商品経済は、アンチファッションをも規範の画一化したファッションとして飲み込む面がある。ヒッピーもまた、ファッションスタイルとして確立してしまってからは、画一化されたファッションとして機能してきた。


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