アニメの批評家集団を作りませんか。
以下のような関心から、私が関わり始めた知の集団で一つの本格的なテーマが出ています。ご関心のある方は、こちらのメール送信フォームから(別窓で開きます)、メッセージを頂ければ幸いです。
日本が誇れる・輸出できる文化は、残念なことにアニメとゲームしかありません。
着物がフランスで流行するというような事象は、ただの流行であって、文化ではありません。映画『さくらん』程度の、着物を着れば日本風、ちょっと化粧を濃くすれば花魁風、といった消費のされ方レベルしかでないのが現状でしょう。『さくらん』の場合、それを日本側が製作している点が、既に日本映画の崩壊を証明しています。
『さくらん』と、『SAYURI』とは、資本提供元、製作国が異なる点に注目すべきです。後者はハリウッドですら関心を向けた日本(と、日本の服飾)が描かれており、前者は、映画製作となると所詮日本という、引き籠もり的・内輪ネタ映画しか作られない現状は、憂いても仕方がありませんので、日本映画にはとっとと見切りを付け、(私は詳しくないけど)アニメ批評というものに可能性を見出そうと思っています。
さて、本代、いや本題です。
アニメの批評家集団を作りませんか。
提案の理由
・アニメは日本が世界をリードする重要なコンテンツ・ジャンルの一つである。
・アニメのオタクはおおいが、ジャンル全体を見渡した批評家はほとんどいない。
・漫画・マンガに比べて、アニメの批評はまだ体系化されていない。
・いま、アニメは転換期にある。(スタジオ・アニメの危機とパーソナルCGアニメの出現)
・大阪には、ドーガの鎌田さんのようなリーダがおり、CGアニメコンテストも、東京と大阪で毎年開催されている。
・パーソナルCGアニメは、大阪の特徴あるコンテンツ産業となる可能性がある。
・アニメの批評家たちが集団として生まれ、face to faceの接触も含めて、相互に競争・刺激するネットワーク・場ができれば、アニメの制作者たちにもよい影響があり、大阪をCFアニメの先端地域とする一つの条件ができあがる。
・有望なCGアニメ作品を世に送りだすことができる。
・有望な若手制作者たちを取り上げ、社会の関心をひきつけることができる。
・以上の二つは、アニメ制作者の「育成」機能につながる。大阪がそうした都市になれば、才能ある若者が大阪て活躍することを望むようになる。
~~~~~~~ 参考 ~~~~~~~
スタジオアニメの危機
日本は、優れたアニメを生み出したきた。その多くは、スタジオ方式により制作されてきた。これはプロデューサと監督がいて、多くのアシスタントを雇い生産する方式である。しかし、非常に労働集約な工程であり、機械化が難しいため、現在では制作の多くの作業が韓国・中国・ベトナムなどに外注されるようになっている。
その結果、次のような状況が生まれている。
日本でアシスタントとして働ける人が減少し、プロデューサ・監督の後継者が育っていない。
働けたとしても、給料が非常に低いため、有能な若者はこの産業に従事しようとしない。
技術(技能)がアウトソース先に蓄積し、それらの国が自国のアニメを生産するようになってきている。
経験をつむとともに、その水準も上昇してきており、世界市場における日本製アニメの強力な競争相手となりつつある。
↑
パーソナルCGアニメ
コンピュータ・ソフトの支援を受けて、個人(ないし2~3人)が制作するアニメのこと。新海誠の「ほしのこえ」がその最初の成功作品とされる。この分野は、少人数で制作できるめ、高賃金という条件下にも成立する可能性が高い。
日本のマンガの多様性は、ほとんどの中学生・小学生(高学年)がマンガを描いたという事実を背景にしている。多くの人は、物まねに過ぎないが、その中で才能を開花させる・あるいは発見されることがあって、様式においても、扱われる話題、ストーリーにおいても、欧米には見られない多様性をもった。パーソナルCGアニメは、動画の世界において、かつて多くの小中学生がマンガを描いていた時代を再現できる可能性があり、いま以上に多様性と個性をもった創造的領域となる可能性がある。
この日記の追記
以下のような関心から、私が関わり始めた知の集団で一つの本格的なテーマが出ています...モードの日記 > 学問・研究 >

