デニム denim : 語源、生地の種類など

denim は糸染の厚地織物の一種で、経(たて)にインディゴ (Indigo, 青藍) で染めた10~14番の太糸を、緯(よこ)に細めの、12~16番の晒し糸か未晒し糸を用い、2/1の三つ綾か3/1の四つ綾に織った生地のことです。ジーンズの生地として広く知られています。〔ジーンズについては「ジーンズ : jeans」をご覧ください。〕

デニム の語源

デニム の名前はフランス語の Surge de Nimes (サージ・ド・ニーム。ニーム地方で織られるサージの意) が訛ったもの。

デニム の織色や生地の種類

デニム の生地の色や種類をみましょう。

標準的な青色デニム(≒ジーン jean )は裏白デニムといわれ、経糸に紺糸を用い、緯糸に未晒し糸を使って織った生地。経糸が表面に多く浮いているので、紺に見えます。経糸の色は藍色の他、赤色、鼠色、茶褐色などがあります。いずれもインディゴ同様に、表面には経糸が多く現われるので染め色が濃く現われます。

作業服地用のものは少し軽めで、経糸に淡色の染糸を使ったものが多く使われます。スポーツ・ウェアに使う デニム は、そのままスポーツ・ウェア・デニムと呼びます。また、縦縞や格子を表わした縞デニムもあります。これは密な組織で、カレンダーがけによって、滑らかで手触りの柔らかい布面に仕上げられます。純綿のものが多いのですが、中には化学繊維、特に、ビニロン、ナイロン、ポリエステル、レーヨンなどを混紡したものも増えています。ウーリー・ナイロンなどの伸縮性のある織糸を使ったものもあります。

デニム 生地のソファーやクッション

デニム・ハーブとウォールナット・バールのリビング・ルーム・セット」 “Denim Herb And Walnut Burl Living Room Set 101 Prims” via Denim Living Room Furniture : Gray.biji.us

室内装飾に使う デニム には、アップホルスタリー・デニムとファーニチャー・デニムとがあります。前者は、椅子やソファなどの家具装飾に使うもので、ジャカードかドビーで織っています。これは太番手の織糸を使った厚地のもので、緯糸には経糸より太い糸やリング糸、または節糸などが用いられています。ファーニチャー・デニムは、家具の下張りに使うもので、デニム と名前は付いているものの、糸染織物ではなく、ドリルか粗布を青色、赤色、茶色などに染めたものです。

 

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