ナショナル・ブランドについて
ファッション系のサイトをうろちょろしていると、たまに、「コムサ・デ・モードは、ブランドでもモードでもないぞー!」という発言が、ブランド系の大きなサイトですら見受けることが多いですね。どうも、そういうサイトは、廉価なブランドというのを認めたくないみたいです。
もちろん、ブランドやモードというものは、これまでずっと、「他人と一緒」の物を用いつつ「他人と違う」というポリシーによって維持されてきた文化概念ですが、コムサ・デ・モードが「モード」という用語を使うことに、どうやら嫌悪感がもたれるようです。
う~ん、私は、とくに問題を感じないんだけど・・・。ポロ・ラルフローレンなんて、「若い人が着ると無知を曝す」なんて言っているサイトもあって、酷いなぁと思います。そりゃもちろん、30代~50代のキャリア・ウーマンにシャネルのスーツというのは、確かにかっちょいいです。でも、シャネルだって、プレタポルテ部門に手を出さないといけなくなってきて、そんでもって、カジュアルウェアも発売しているじゃない・・・、と思うのは私だけか・・・。
ついでに、他人との差別化だけでは維持できず、大衆化・画一化せざるをえないモードとかブランドの現状を考えましょうというのが、モードの世紀のコンセプトの一つであったりします(ほとんど反映できていないけど)。
若い人がブランドを着ると無知を曝すと言うけれど、「無知って、な~に?!」と、頭が、???で一杯になるわけです。年を取ると、服を着るだけで、ブランドの歴史やメゾンの経営状態が手に取るように理解できるとでもいうのでしょうか!? 無知というよりも、似合うか似合わないか自己チェックできると楽しいよ、という程度の話なんじゃないかなぁと思います。似合っていないということを「無知」という言葉で言っているのかな(そういうサイトって)。
他人との差別化も、ファッションでは大切な要因ですが、そもそも、コムサ・デ・モードというブランドで、モードという用語が使われる意味の方を考えるべきじゃないかなぁ・・・!?
サイト内関連ページ
- ラルフ・ローレン:Ralph Lauren (ブランド辞典)
- ガブリエル・シャネル:Gabrielle Chanel (ブランド辞典)
- モード:mode (ファッション用語集)
- プレタ・ポルテ:pret-a-porter (ファッション用語集)
- プレタ・ポルテ・デラックス:pret-a-porter deluxe (ファッション用語集)
- プレタ・クチュール:pret-a-couture (ファッション用語集)
