ビル・ブラス:Bill Blass(1922〜2002)

このページでは ビル・ブラス について(1)用語解説・歴史(2)関連情報(サイト内記事、リンク、商品紹介)などを掲載しています。


(1)用語解説・歴史など

アメリカのトップ・デザイナーの1人で、アメリカン・エレガンスの草分け的存在。

1922年、アメリカ・インディアナ州、フォート・ウェインに生まれた。41年にニューヨークに出て、パースンズ・デザイン学校卒業後、スポーツ・ウェアの既製服会社を中心にデザイン画を売り始めた。第2次世界大戦中、3年間陸軍で兵役に服した。

戦後、アンナ・ミラー&カンパニーのデザイナーとなる。62年、同社を合併・吸収した既製服メーカーのモーリス・レントナー社の副社長に就任。67年にこの会計を買収し、70年にビル・ブラス社と改名。ハイ・ファッションを目的にしたことで成功し、1着2000ドル前後のコートなどが中心であった。69年にはブラスポート・ラインを発表し、大量生産を開始。当時から、アメリカの保守的な上流階級婦人たちの支持を集めていた。

カシミアやフラノなど上質の素材とクレープ・デ・シンの巧みな組み合わせをして、自由な素材の選択をすすめた。80年代には手編みのニットを組み合わせるなど、落ち着いた雰囲気を出している。既製服にも手作りを加えるたことでも有名。

洗練された機能美に細やかな感性を散りばめたテーラードなど、とくにメンズ・ウェアではニューヨーク随一の評価を得ている。婦人服のはかに時計・バッグ・スカーフ・毛皮製品・雨具・紳士化粧品・雑貨などの部門を持ち、中でもメンズ・ウェアはイギリスのハーディ・エイミスと並び称されるほどの評価を得ている。エレガントなテーラードスーツやイヴニングドレスを得意とする一方で、ソフト・テーラード中心のスポーツウェアや香水、ジーンズなど、広範囲にビジネスを展開している。とくに、紳士服地を使ったクラシックな婦人用スポーツウェアは、彼の技術が生んだ傑作。

顧客には、バーバラ・ブッシュ元米大統領夫人やナンシー・レーガン元米大統領夫人、キッシンジャー夫人、フェイ・ダナウェイをはじめ、政財界から社交界までさまざまな人々が名を連ねる。

2000年春夏コレクションを最後に引退、02年6月に死去。

コティ賞(3度)、コティ栄誉殿堂賞、生涯偉業賞のほかに、ハーバード・エイズ研究所リーダーシップ・アワード賞など、数々の賞を受けている。

(2)関連情報


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