ジェームス・ガラノス:James Galanos
1925年、フィラデルフィア生まれ。
ニューヨークを本拠に活躍してきたアメリカのデザイナー。若い頃の一時期、パリのロベール・ピゲの店でマルク・ポーアンとともに働いた経験が基礎となって、パリのオート・クチュール・ハウスと比肩できるビッグ・デザイナーの1人になった。
独自のスタイルを守りとおして流行の圏外に立ち、アメリカでもっとも高価な衣裳を超一流の映画スターやハイソサエティの女性に提供した。既製服はぜいたくの極致とされ、ラインの純粋さは職人魂の完ぺきな表われといわれる。
実績はすでに30代の若さで認められ、54年から5年間にニーマン・マーカス大賞、コティ・アメリカ・ファッション批評家賞を4回受賞した。
布地はフランスのビアンキニ社、スタロン社などからの直輸入品で、もっとも評価の高いシフォンのドレスなどを制作するかたわら、装身具、靴、ストッキングなども自社ブランドでトータルし、ヘアやメイクアップの美容分野にまで手を広げた広範なトータル・コーディネート志向は他の追随を許さない。
ニューヨークで初めて自分の店を開いたのが51年、初めてのショーは53年であった。
