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ヌードとモードの間―欲望の考現学



本書の概要・感想

フランス北山晴一『ヌードとモードの間―欲望の考現学』日本経済新聞社、1993年。

生物が通常もっている食欲・性欲などをはじめ、好奇心、嫉妬、倒錯、個性といった社会的な広がりをもつ欲望にも関心をひろげ、個人の欲望と社会規範の関係を考える。

私生活と社会が接するところに発生する問題、あるいは、人間の五感と社会のインターアクションをテーマに取り上げ、見る、食べる、触れる、においを嗅ぐ、生死、セックス、出産・育児、老いの問題などを小分けにし、エッセイ風に展開。

目次

  • 視る─メディア化される欲望(体を洗う、香水、裸で寝る、パジャマ、下着のおしゃれ、化粧、白い肌、脱毛、ポドロジー、口の形、男の美しさ、マネキン、鏡の中、ほんとの自分、羞恥心、即席貴族、欲望の媒介者、モダンとポストモダン、表現の自由、ベレー、校則、検閲、肉体への関心、マドンナ現象、ヌードに見る時代性)
  • 触れる─男と女の関係学(出生率、同棲夫婦、子供をもつ意味、男女の生み分け、家族の危機、未婚の母、結婚式、恋愛と結婚、一夫一婦制、「お父さん」「お母さん」、エイズ、ピル解禁、行き場はどこに、砂漠の老人)
  • 味わう─食卓の想像力(食卓のマナー、羊の文明、アトラスの山村、野菜、アスパラガス、ご飯、食べ物の聖性、柿、ナシ、タケノコ、生ガキ、クスクース、焼きたてのパン、シャンパン、ボージョレ・ヌーヴォー、ボルドーワイン、酔い、飲酒、食事とタブー、食べる楽しみ)
  • 嗅ぐ─成熟社会への曲がり角(景観地獄、プライバシー、百貨店、悪臭の記憶、無臭化社会、トランス、家電のファッション化、時短、夏時間、ターミナル駅、橋の町、マーストリヒト)
  • あとがき

本書のキーワード

モード,ヌード,規範


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